なみだ恋(八代亜紀) 1973年(昭和48年)

今回ご紹介する1973年(昭和48年)のヒット曲は、八代亜紀さんの「なみだ恋」です。
「なみだ恋」は、1973年(昭和48年)2月5日に発売された八代亜紀さんの4枚目のシングルです。作詞:悠木圭子さん、作曲:鈴木淳さん、編曲:小谷充さんとなっています。

「よ~る~の新宿~裏通り~♪ か~た~を寄せあう通~り雨~♪」っていい歌なんだよね~

「なみだ恋」ですが、哀感漂う失恋ソングなんですよね。

八代亜紀さんと言えば、「もう一度逢いたい」「おんな港町」「舟唄」「雨の慕情」とかたくさんヒット曲があるけれど、俺はこの「なみだ恋」が一番好きかな。
演歌なんだろうけど、演歌っぽくないところが好きなんだな。

その「なみだ恋」ですが、60万枚の大ヒットとなりました。

60万枚以上も売れたんだね。

八代亜紀さんですが、この「なみだ恋」のヒットで1973年(昭和48年)の第15回日本レコード大賞で歌唱賞を受賞し、第24回NHK紅白歌合戦に初出場を果たしています。

この時代は、曲がヒット→賞をもらう→紅白→人気にという流れだよね。

そんな感じで「なみだ恋」は大ヒットしたわけですが、実は、B面曲として用意されていたそうですよ。八代亜紀さんもレコーディングでほんの数回サラリと歌っただけだったんだそうです。

それなのに最終的には「なみだ恋」がA面となり大ヒットしたって訳なんだね。
やっぱり、縁なり運なりっていうのがあるんだろうね。

「なみだ恋」ですが、美空ひばりさん、鶴岡雅義と東京ロマンチカさん、青江三奈さん、藤圭子さん、角川博さんなどもカバーしています。

八代亜紀さんは、1950年(昭和25年)生まれ、熊本県八代郡金剛村(現:八代市)の出身です。

1973年(昭和48年)のヒット曲「なみだ恋」八代亜紀

1973年 邦楽ヒット曲 ランキング

順位曲名歌手名売上枚数
1位女のみち宮史郎とぴんからトリオ181.2万
2位女のねがい宮史郎とぴんからトリオ84.0万
3位学生街の喫茶店ガロ76.2万
4位喝采ちあきなおみ62.7万
5位危険なふたり沢田研二61.9万
6位神田川かぐや姫58.0万
7位心の旅チューリップ50.8万
8位恋する夏の日天地真理50.2万
9位若葉のささやき天地真理48.1万
10位赤い風船浅田美代子48.1万