青い珊瑚礁 (松田聖子) 1980年(昭和55年)

今回ご紹介する1980年(昭和55年)のヒット曲は、松田聖子さんの「青い珊瑚礁」です。
「青い珊瑚礁」は、1980年(昭和55年)7月1日にリリースされた松田聖子さんの2枚目のシングルです。作詞:三浦徳子さん、作曲:小田裕一郎さん、編曲:大村雅朗さんとなっています。

松田聖子さんの「青い珊瑚礁」というと、この曲から松田聖子さんの大活躍が始まったきっかけとなった曲っていう印象ですね。歌い出しは、「あ~、私の恋は~、南の風に乗って走るわ~♪」でしたね。松田聖子さんの伸びのある声が印象的でした。

松田聖子さんの「青い珊瑚礁」ですが、オリコンランキングでは最高2位、レコード売上60万枚を超える大ヒットとなりました。
オリコンランキングで2位止まりだったのは、当時、長渕剛さんの「順子」、田原俊彦さん「ハッとして!Good」に阻まれたためでした。
ただ、松田聖子さんの名を世に広めた代表曲であることは間違いないですね。

松田聖子さんは、ヒット曲も多いけれど、個人的にはデビュー曲の「裸足の季節」とこの「青い珊瑚礁」が一番、印象に残っているかな?

「青い珊瑚礁」は、昭和の名曲・ヒット曲とかテレビ番組でもよく取り上げられていますよね。ちなみに、元々のタイトルは「青い太陽」だったそうですよ。

へ~、そうだったんだね。ただ、「青い太陽」だと、爽やかな夏のイメージが出ないような気がするね。やっぱり「青い珊瑚礁」の方が、「夏」「海」といったイメージにピッタリのような気がします。

確かにそうだよね。「青い太陽」って聞くとなんだか涼しいというか寒いイメージになるような気がするよね。
さて、松田聖子さんですが、この「青い珊瑚礁」の大ヒットで1980年(昭和55年)の「第31回NHK紅白歌合戦」に初出場しています。また、翌1981年(昭和56年)の「第53回選抜高等学校野球大会」の入場行進曲に「青い珊瑚礁」が採用されたこともあり、開会式にゲストとして出席しています。

「第53回選抜高等学校野球大会」の決勝は、印旛高(千葉県)VS.PL学園(大阪)で、PL学園が優勝しています。この時、松田聖子さんの出身である福岡県代表は、築上中部高校(現福岡県立青豊高等学校)でした。

余談ですが、「ザ・ベストテン」で初めて1位となった時に、お母さんが手作りのお弁当を用意してくれたシーンで、松田聖子さんが感極まって涙声で「おかあさ~ん!」と呼びかけたシーンは今でも話題になるくらい有名なシーンですね。

この時って、実際に久留米の実家で作ったお弁当を東京のスタジオまで持って行ったんだよね。振り返ってみると「ザ・ベストテン」って、めっちゃ面白い企画をやってた歌番組だったね。

ということで、松田聖子さんの「青い珊瑚礁」をどうぞ!
当時のバージョンではなく、オフィシャルサイトからの現在の松田聖子さんのバージョンです。

1980年(昭和55年)のヒット曲「青い珊瑚礁」松田聖子

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1980年(昭和55年)

  • ジョン・レノンが射殺される
  • 第22回モスクワ五輪開催(日本はアフガン事件抗議のため不参加)
  • 王貞治選手が現役を引退(通算868本塁打)
  • 山口百恵さんが三浦友和さんとの婚約を発表・引退
  • ポール・マッカートニーが来日するも大麻所持により成田で逮捕され日本公演中止に
  • 竹の子族が出現

1980年(昭和55年)のヒット曲ランキング

  1. ダンシング・オールナイト( もんた&ブラザーズ)
  2. 異邦人 (久保田早紀)
  3. 大都会 (クリスタルキング)
  4. ランナウェイ (シャネルズ)
  5. 順子 (長渕剛)
  6. 贈る言葉( 海援隊)
  7. おまえとふたり (五木ひろし)
  8. 別れても好きな人 (ロス・インディオス&シルヴィア)
  9. さよなら (オフコース)
  10. 哀愁でいと (田原俊彦)
  11. Sachiko (ばんばひろふみ)
  12. 昴-すばる- (谷村新司)
  13. とまり木 (小林幸子)
  14. 風は秋色/Eighteen (松田聖子)
  15. 青い珊瑚礁 (松田聖子)
  16. 蜃気楼 (クリスタルキング)
  17. おやじの海 (村木賢吉)
  18. 防人の詩 (さだまさし)
  19. パープルタウン (八神純子)
  20. 終止符 (アリス)