今回ご紹介する1973年(昭和48年)のヒット曲は、城みちるさんの「イルカにのった少年」です。
「イルカにのった少年」は、1973年(昭和48年)12月30日に発売された城みちるさんのデビュー・シングルです。作詞:杉さとみさん、作曲:林あきらさん、編曲:高田弘さんとなっています。
1973年(昭和48年)12月30日の発売だから、実際は、翌年1974年(昭和49年)のヒット曲ってことだね。しかし懐かしいな~
ちなみに、タイトルの「イルカにのった少年」ですが、芸能事務所社長の長良じゅんさんが、下宿していた城みちるさんと一緒にに鑑賞していたソフィア・ローレン主演の映画「島の女」のテーマ曲「Boy on a Dolphin」から着想を得たものと言われています。
※写真の画像は、「fpdの映画スクラップ貼 (名作に進路を取れ!)」さんからお借りしました。
なんでいきなり「イルカにのった少年」ってタイトルなんだろうって思っていたけど、映画からヒントをもらった訳なのね。
それにしても流行ったよね。
「イルカにのった少年」ですが、50万枚以上となる大ヒットを記録、城みちるさんは、1974年(昭和49年)の第16回日本レコード大賞にて新人賞を獲得しています。
同時期にデビューしたあいざき進也さんや豊川誕さんらと共に「新新御三家」と呼ばれる。
この時代、御三家が好きやね~
城みちるさんは、1957年(昭和32年)生まれ、広島県安芸郡音戸町(現呉市)の出身です。
城みちるさんも広島県の出身なんだ~!しかし、広島県もめちゃくちゃ有名人が多い県だよね~
そうですよね。広島県も有名人が多いですよね。
城みちるさんですが、1972年(昭和47年)、中学3年の時に「スター誕生!」の広島県予選に参加、翌1973年(昭和48年)「スター誕生!」第7回のチャンピオンに輝いています。
当時、「スター誕生!」は、アイドルの登竜門だったからね。
芸能界デビューはお父様が反対されたそうなんですが、それを振り切って、芸能事務所社長のご自宅に1年間下宿されて、それからデビューされたんだそうです。
当時は、芸能事務所関係者の方のご自宅に下宿して色々と勉強やレッスンをしてからデビューするってのが多かったね。今はそんなのないんだろうね?
ちなみに、城みちるさんのデビュー時のキャッチフレーズは「夢の国からやってきたロマンチック・プリンス」だったそうです。
なかなかインパクトがありますな‥‥
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1973年(昭和48年)出来事
- 石油ショック
- 山口百恵、桜田淳子、浅田美代子、あべ静江、石川さゆり、フィンガー5、キャンディーズらがデビュー
- 郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎が「新・御三家」と呼ばれる
- 関門橋が開通
- 中央線の快速電車にシルバーシートを設置
- トイレット・ペーパー、洗剤などの買いだめ騒動
- ノストラダムスの大予言が出版される