今回ご紹介する1973年(昭和48年)のヒット曲は、ビリー・ジョエルの「ピアノ・マン」です。
「ピアノ・マン (Piano Man)」 は、1973年(昭和48年)11月2日にリリースされたビリー・ジョエルの楽曲です。作詞・作曲ともにビリー・ジョエルとなっています。「ピアノ・マン」は、ビリー・ジョエルにとってコロムビア・レコードからのデビュー後最初のヒット曲であり、ライヴの定番曲としても親しまれています。
ビリー・ジョエルの「ピアノ・マン」と言えば、「It’s nine o’clock on a Saturday. The regular crowd shuffles in♪」って、ゆったりとしたメロディにビリー・ジョエルの声がとってもマッチした名曲ですよね。
ビリー・ジョエルの声ってとっても良いですよね。さて、「ピアノ・マン」ですが、ビルボードでは最高25位を記録しています。
もっとヒットしているのかと思っていたけど、そうでもないんだね。
「ピアノ・マン」が、1973年(昭和48年)にリリースされたときは、そこまでのヒットではなかったようです。しかし、その後、1977年(昭和52年)にアルバム「ストレンジャー」が大ヒットしてから、その存在が知られるようになりました。
アルバム「ストレンジャー」が大ヒットしたことで、過去の作品も脚光を浴びたってことなんだ。
ビリー・ジョエルのライブでは、コンサートの最後をこの「ピアノ・マン」で締めくくることも多く、コーラスの部分をお客さんに歌わせるのがお約束となっているんだそうですよ。
ビリー・ジョエルが引退する前にコンサートに行きたかったんだよね~
この「ピアノ・マン」は、ビリー・ジョエルの実体験を歌っているんだよね?
ビリー・ジョエル本人によれば、「ピアノ・マン」は、ビリー・ジョエルがロサンゼルスのピアノラウンジ「Executive Room」で歌手として活動していたの実体験を元にした歌なんだそうです。また、歌詞の中に登場する人物は全て実在の人物を元にしているそうですよ。
ロサンゼルスのピアノラウンジ「Executive Room」ってまだあるのかな?
あったら、そのうち行ってみたいんだけど…
残念だけど、1978年(昭和53年)頃には取り壊されているみたいだよ。
取り壊される前の写真は、PopSpots様からお借りしました。
思っていたよりも小ぶりなお店なんだね。お店の前に停まっている自動車も時代を感じるね。ここでビリー・ジョエルが歌っていたんだね。行ってみたかったなぁ~
「ピアノ・マン」の中には、バーにいる色々な人々が登場します。例えば、老人、バーテンダーのジョン、ウェイトレス、ビジネスマンなどです。また、客をあしらうウェイトレスは、ビリーの最初の妻のエリザベス・ウェーバーなんだそうですよ。
ちなみに、ビリー・ジョエルは4度結婚しているようです。
「ピアノ・マン」を聞くと、その情景が浮かぶような感じがあるんだよね。
「ピアノ・マン」のプロモーションビデオは、リリース時に撮られたものではなく、1977年(昭和52年)頃に撮影されたもので、曲を演奏するピアノ奏者をビリー・ジョエル本人が演じています。
ビリー・ジョエルを一番最初に見た時は、シルベスター・スタローンに似ているって思ったんだよね。
※画像は、タッド星谷の雑記帳様からお借りしました。
まぁ、普通に似てるよね。実際、ビリー・ジョエル本人もそれを意識していたらしく、スタローンの物真似をしたりしていたそうですよ。
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1973年(昭和48年)出来事
- 石油ショック
- 山口百恵、桜田淳子、浅田美代子、あべ静江、石川さゆり、フィンガー5、キャンディーズらがデビュー
- 郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎が「新・御三家」と呼ばれる
- 関門橋が開通
- 中央線の快速電車にシルバーシートを設置
- トイレット・ペーパー、洗剤などの買いだめ騒動
- ノストラダムスの大予言が出版される