「新造人間キャシャーン」は、吉田竜夫さん原作のSFテレビアニメで、1973年(昭和48年)10月2日から1974年(昭和49年)6月25日まで放送されました(全35話)。
「新造人間キャシャーン」は、何となく知っているぐらいかな…
ちなみに、「新造人間キャシャーン」の平均視聴率は15.9%だったそうです(タツノコプロが所有する資料による)。
当時の視聴率としてはどうだったのかな?
最近のドラマだったら大ヒットって言われるぐらいのレベルだよね。
「新造人間キャシャーン」の原作者:吉田竜夫さんですが、タツノコプロの創設者として知られている方です。
初代社長として「科学忍者隊ガッチャマン」「ハクション大魔王」「昆虫物語 みなしごハッチ」など数々のヒット作品を世に送り出したことで有名です。
うわ~、当時、全部見てたアニメだ~
オープニングテーマの「たたかえ! キャシャーン」は、作詞:タツノコプロダクション企画文芸部、作曲・編曲:菊池俊輔さん、歌:ささきいさおさんとなっています。
ささきいさおさんにとっては、この「たたかえ! キャシャーン」がアニメソング・デビュー曲なんだそうですよ。
ささきいさおさんと言えば、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」なんかも有名だよね!
アニソンで有名なささきいさおさんですが、「アニメソング界の大王」とも呼ばれ、水木一郎さん、堀江美都子さん、大杉久美子さんとともに「アニメソング四天王」の一人に数えられているんだそうですよ。
※画像は、日刊スポーツ様からお借りしました。
へ~、そうなんだね!
ちなみに「アニソン御三家」は、子門真人さんと水木一郎さん、ささきいさおさんの三人を指すんだそうです。
水木一郎さんとささきいさおさんは「御三家」にも「四天王」にも入ってるんだね。
これは知りませんでした。
話を「新造人間キャシャーン」に戻すと、元々は、タツノコプロダクションが「科学忍者隊ガッチャマン」に続くSFヒーローものとして企画したそうですが、「ガッチャマン」があまりの人気になってしまい、当初予定されていた放映期間が1年間も延長されることになったため、同時並行で別の放送枠で放映されることになったのだそうですよ。
「ガッチャマン」の後継番組として放送していたら、もっと人気が出たかもしれないよね。ちょっと可愛そう…
「新造人間キャシャーン」の名前の由来なんですが、企画書では「未来への財宝を捜す者」=「キャッシュを探す人」という意味で「キャシャーン」と名付けられていたそうです。監督の笹川ひろしさんは、この「キャシャーン」はガラスが割れた音であり、「ガラスが割れて二度と元に戻れないことを意味する」と解釈し、人間に戻れなくなった主人公像重ね合わせたのだそうです。
何だか意味が深いんだね。
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1973年(昭和48年)出来事
- 石油ショック
- 山口百恵、桜田淳子、浅田美代子、あべ静江、石川さゆり、フィンガー5、キャンディーズらがデビュー
- 郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎が「新・御三家」と呼ばれる
- 関門橋が開通
- 中央線の快速電車にシルバーシートを設置
- トイレット・ペーパー、洗剤などの買いだめ騒動
- ノストラダムスの大予言が出版される