ストラッター/ナッシング・トゥ・ルーズ(キッス) 1974年(昭和49年)

今回ご紹介する1974年(昭和49年)のヒット曲は、キッスの「ストラッター(STRUTTER)」です。
「ストラッター(STRUTTER)」は、1974年(昭和49年)にリリースされたキッスのデビューアルバム「地獄からの使者(KISS)」に収録されている楽曲です。作詞・作曲:ポール・スタンレー、ジーン・シモンズとなっています。

キッスの「ストラッター(STRUTTER)」がヒットしたかどうかというと、多分、そこまでヒットしてないんだろうけど、個人的には、このデビューアルバム「地獄からの使者」は名盤だと思います。

デビューアルバム「地獄からの使者」ですが、白塗りの顔が並ぶアルバムジャケットは注目を浴びたようなんですが、人気には結びつかなったようです。

アルバムのジャケットは、何となく、ビートルズのジャケットを意識したような雰囲気はあるよね。しかし、キッスは、当時の音楽業界の中に突然現れた異物みたいな感じだったんだろうね。

キッスは、当時、いくつかのテレビ番組に出演して、ジーン・シモンズの火吹きのとか、ピーター・クリスのドラムセット破壊、ポール・スタンレーのギター破壊とか後々まで続くような強烈なパフォーマンスを披露したりもしたようなんですが、それもイマイチだったようです。

人気が出るまで時間がかかったんだね。
でも、このアルバムに入っている曲は個人的にはみんな好きなんだよね。特に、「ストラッター(STRUTTER)」や「ナッシング・トゥ・ルーズ(NOTHIN’ TO LOSE)」、「ジュース(DEUCE)」なんかは最高!キーボードが入らない、ドラム、ベース、ギターだけで構成されたオールドロックなのかもしれないけれど、正統派ロックって感じで好きなんだよね。シンプルイズベストな感じ!
ところで、「ストラッター(STRUTTER)」ってどういう意味?

「ストラッター(STRUTTER)」というのは、「気取って歩く人」を意味する言葉のようですよ。

ありがとう!「気取って歩く人」ってことなのね。
しかし、当時は、このアルバム「地獄からの使者(KISS)」をよく聞いてました。でも、そんなに売れてなかったんだね。

発売当時の売上はイマイチだったようですが、2年後にゴールド・ディスクを記録しているみたいですよ。また、アルバム収録曲の殆どは、現在もライヴで演奏されているようです。

2年後にゴールドディスクって、見た目を違って苦労人バンドだよね。
メンバーも代わってしまったみたいだけど、今でも50年も前の曲をライブで演奏してるんだね。なんか嬉しいね!

動画配信で見れる便利な時代になったので、そのうちライブを見てみたいですね。

1974年(昭和49年)のヒット曲「ストラッター(STRUTTER)」キッス
1974年(昭和49年)のヒット曲「ナッシング・トゥ・ルーズ(NOTHIN’ TO LOSE)」キッス

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1974年(昭和49年)出来事

  • 戦後初のマイナス成長
  • 超能力ブーム
  • ジャイアンツの長島茂男現役引退
  • ガッツ石松がボクシング世界チャンピオンに
  • セブン-イレブン東京都江東区に第1号店を出店
  • 北の湖が史上最年少(21歳2か月)で第55代横綱昇進
  • ハローキティ誕生
  • ベルばら(ベルサイユのばら)ブーム
  • 井上陽水「氷の世界」が大ヒット
  • 西城秀樹がソロ歌手として史上初となる日本のスタジアムでのコンサートを大阪スタヂアム(大阪球場)で開催

1974年(昭和49年)ヒット曲

  1. なみだの操 殿さまキングス
  2. あなた 小坂明子
  3. うそ 中条きよし
  4. ふれあい 中村雅俊
  5. 恋のダイヤル6700 フィンガー5
  6. 夫婦鏡 殿さまキングス
  7. くちなしの花 渡哲也
  8. 激しい恋 西城秀樹
  9. 積木の部屋 布施明
  10. 学園天国 フィンガー5
  11. 追憶 沢田研二
  12. 私は泣いています りりィ
  13. 精霊流し グレープ
  14. 小さな恋の物語 アグネス・チャン
  15. ひと夏の経験 山口百恵
  16. よろしく哀愁 郷ひろみ
  17. 岬めぐり 山本コウタローとウィークエンド
  18. 二人でお酒を 梓みちよ
  19. 夜空 五木ひろし
  20. ちっぽけな感傷 山口百恵