今回ご紹介する1973年(昭和48年)のヒット曲は、フィンガー5の「恋のダイヤル6700」です。
「恋のダイヤル6700」は、1973年(昭和48年)12月5日に発売されたフィンガー5の3枚目のシングルで、作詞:阿久悠さん、作曲・編曲:井上忠夫さんとなっています。
この曲も流行りましたね。
「リンリンリリン、リンリンリンリン、 リンリンリンリンリン、…… 明日は卒業式だから、これが最後のチャンスだよ♪」ですよね。
始めの「リンリンリリン」のところを何度いうのかうろ覚えです…
「恋のダイヤル6700」ですが、1973年(昭和48年)12月31日より4週連続で、オリコン・シングルチャート第1位獲得、累計売上は160万枚を記録しています。
1974年(昭和49年)7月公開の「東映まんがまつり」内作品「フィンガー5の大冒険」の主題歌でした。
※画像はAmazon様からお借りしました。
「フィンガー5の大冒険」なんて映画があったんだ~!
これは知らなかったけど、同時上映の「マジンガーZ」も「魔女っ子メグちゃん」も「イナズマン」も「ゲッターロボ」も知ってる!
曲のタイトルに入っている「6700」という数字ですが、作詞した阿久悠さんが高校生時代に見た映画「グレン・ミラー物語」で使われていた、グレン・ミラーの「ペンシルバニア6-5000」にヒントを得たんだそうです。
※画像は、ぴあ映画様からお借りしました。
「グレン・ミラー物語」の中で使われていた曲が「恋のダイヤル6700」のヒントになっている訳なんだね。「グレン・ミラー物語」と言えば、昔よくテレビで放送されていたよね。何度か見た記憶が… 主演のジェームズ・スチュアートが好きだったな…
1992年(平成4年)12月24日に放送されたNHKのクリスマス特番で、プリンセス・プリンセスとコラボレーションして、この「恋のダイヤル6700」を演奏したそうです。その際、プリンセス・プリンセスのヴォーカル奥居香さんが「ハロー・ダーリン」のセリフを担当したんだそうですよ。
フィンガー5とプリプリがコラボするなんて、意外な組み合わせだね。
でも、奥居香さんの「ハロー・ダーリン」を聞いてみたかったかも…
余談ですが、6700の電話番号には、大量の悪戯電話が来たという噂がありますよ。
昔は、ナンバーディスプレイなんてなかったし、着信拒否もできない時代だったからきっとよからぬ輩がイタ電しただろうというのは何となく想像できます。
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1973年(昭和48年)出来事
- 石油ショック
- 山口百恵、桜田淳子、浅田美代子、あべ静江、石川さゆり、フィンガー5、キャンディーズらがデビュー
- 郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎が「新・御三家」と呼ばれる
- 関門橋が開通
- 中央線の快速電車にシルバーシートを設置
- トイレット・ペーパー、洗剤などの買いだめ騒動
- ノストラダムスの大予言が出版される