今回ご紹介する1973年(昭和48年)のヒット曲は、ペドロ&カプリシャスの「ジョニィへの伝言」です。
「ジョニィへの伝言」は、1973年(昭和48年)3月にリリースされたペドロ&カプリシャスの4番目のシングルです。作詞:阿久悠さん、作曲・編曲:都倉俊一さんとなっています。
「ジョニィが来たなら伝えてよ~、二時間待ってたと~、割と元気よく出て行ったよと~、お酒のついでに話してよ~、友だちなら~そこのところうまく~伝えて~♪」余りに調子よくてフルで口ずさんでしまいました!
「ジョニィへの伝言」は、ペドロ&カプリシャスのボーカルが2代目の高橋まりさん(現:髙橋真梨子さん)に変わった1曲目の作品で、髙橋真梨子さんはこの曲でレコードデビューとなりました。
レコードのジャケットに写っている高橋真梨子さん、可愛いよね。
さて、「ジョニィへの伝言」ですが、3月の発売当初は全く売れなかったそうです。
ただ、1973年(昭和48年)の夏が過ぎる頃から少しずつ売れ始め、レコード売上は50万枚近い大ヒットとなりました。
ペドロ&カプリシャスは、この「ジョニィへの伝言」のヒットで、翌1974年(昭和49年)の「第25回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしています。
じっくり聞くと良さが分かる曲ってことかな。個人的にはそんな感想です。
「ジョニィへの伝言」ですが、登場人物が外国人であったり、浮かぶ風景も日本っぽくないと感じられたことから、「無国籍ソング」などとも言われたそうです。
それ分かる気がする。メロディもそうなんだけど、この曲を聞くと何となく外国を思い浮かべちゃうんだよね。
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1973年(昭和48年)出来事
- 石油ショック
- 山口百恵、桜田淳子、浅田美代子、あべ静江、石川さゆり、フィンガー5、キャンディーズらがデビュー
- 郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎が「新・御三家」と呼ばれる
- 関門橋が開通
- 中央線の快速電車にシルバーシートを設置
- トイレット・ペーパー、洗剤などの買いだめ騒動
- ノストラダムスの大予言が出版される