今回ご紹介する1977年(昭和52年)のヒット曲は、Charさんの「気絶するほど悩ましい」です。
「気絶するほど悩ましい」は、1977年(昭和52年)6月25日に発売されたCharさんの2枚目のシングルで、作詞:阿久悠さん、作曲:梅垣達志さん、編曲:佐藤準さんとなっています。
Charさんの「気絶するほど悩ましい」は大好きな曲なんですよ~
「鏡の中で~、口紅をぬりながら~、どんな嘘をついてやろうかと~、考える~あなたは~気絶するほど悩ましい~♪」だよね。カラオケでもよく歌いました。
でも、Charさんが書いた曲じゃないんだね。
Charさんの「気絶するほど悩ましい」は阿久悠さんが作詞を担当していますね。ただ、オリコンチャート最高12位、シングル売上は30万枚を記録するなど大ヒットとなりました。
「気絶するほど悩ましい」のギターソロも歌っているCharさんが弾くんだけど、渋くてかっこ良かったなぁ~。そう言えば、Charさんもそうだけど、この頃から、ロック系のアーティストがテレビにも出るようになってきたよね。
そうなんですよね。Charさんは、同時期に活躍した世良公則&ツイスト、原田真二さんと共に「ロック御三家」と呼ばれていますね。ちなみに、Charさんは、世良公則&ツイスト、原田真二さんよりも一足早く、1976年(昭和51年)6月にシングル「NAVY BLUE」でソロ・デビューしています。
デビュー曲の「NAVY BLUE」も良い曲なんだよね。
そして、Charさんと言えば、フェンダーのムスタングだよね。当時、エレキギター弾きながらテレビで歌う人ってほとんど見なかったし、ムスタングがかっこよかった。
Charさんは、インタビューで「ロック御三家」と呼ばれていた時代のことについて「俺がやったのは歌謡曲とロックの中間だったよね。俺はロックの音楽家だけど、シングル盤は歌謡曲でいいと思ったわけさ。ロックやっててメジャーの世界に出るにはそれしかなかったよね」述べています。
「歌謡曲とロックの中間」っていうのは上手い表現だよね。
ちなみに、嘘か本当かどうかは分かりませんけど、当時、Charさんは、アイドル路線も狙ったそうなのですが、バンドにルックスの悪いメンバーがいたために若い女性ファンは取り込めなかったと話しているそうですよ。
今なら、問題になりそうな発言ですねw
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1977年(昭和52年)出来事
- エルヴィス・プレスリーが死去(42歳)
- キャンディーズが解散宣言(「普通の女の子にもどりたい」)
- 王貞治さんが通算756号のホームランを打ち世界記録を樹立、第1回国民栄誉賞を受賞
- 樋口久子さんが全米女子プロゴルフ選手権で日本人初優勝
- 映画「ロッキー」が大流行
- スナックのカラオケが大ブーム
1977年(昭和52年)テレビドラマ・アニメ
- 赤い激流
- 赤い絆
- ヤッターマン
- あらいぐまラスカル
- 一発貫太くん
1977年(昭和52年)ヒット曲ランキング
- 渚のシンドバッド(ピンク・レディー)
- 青春時代 (森田公一とトップギャラン)
- ウォンテッド (ピンク・レディー)
- 勝手にしやがれ (沢田研二)
- 昔の名前で出ています (小林旭)
- 雨やどり (さだまさし)
- カルメン’77 (ピンク・レディー)
- S.O.S (ピンク・レディー)
- 失恋レストラン (清水健太郎)
- フィーリング (ハイ・ファイ・セット)
- 北の宿から (都はるみ)
- 帰らない (清水健太郎)
- 星の砂 (小柳ルミ子)
- ペッパー警部 (ピンク・レディー)
- あずさ2号 (狩人)
- 津軽海峡冬景色 (石川さゆり)
- スカイ・ハイ (ジグソー)
- 愛のメモリー (松崎しげる)
- 赤い衝撃 (山口百恵)
- イミテイション・ゴールド( 山口百恵)