今回ご紹介する1982年(昭和57年)のヒット曲は、ローズマリー・バトラーの「汚れた英雄」です。
「汚れた英雄(原題:Riding High)」は、1982年(昭和57年)12月18日に公開された映画「汚れた英雄」の主題歌です。作詞:トニー・アレン、作曲:小田裕一郎、編曲:ピーター・バーンスタインとなっています。
ローズマリー・バトラーの「汚れた英雄」は、イントロ聞いただけで、ワクワクしてくる曲だよね。若いころに一人でドライブするときによく聞いてました。
ローズマリー・バトラーの「汚れた英雄」は、大藪春彦さん原作のハードボイルド小説「汚れた英雄」の映画版の主題歌でしたね。
映画は原作とはかなり違っていますが、映画は、16億円を超える配給収入を出し大ヒットしました。角川春樹さんの監督第1作目でもありました。
※画像は、YSP横浜南 佐々木隊長のブログ様からお借りしました。
そうそう!この足を高く上げてバイクに乗り込むシーンがかっこいいんだよね。低身長で足の短い私にはマネできません!それと、主人公の自宅にプールがあって、草刈正雄さんが全裸で泳ぐんだけど、あのシーンもめっちゃ印象に残ってます。
「汚れた英雄」は、オートバイブームの火付け役と言っても過言じゃないかもしれませんね。主人公の天才ライダー北野晶夫を草刈正雄さんが演じていました。
また、草刈正雄さんのレースシーンは、1983~1985年に全日本ロードレース選手権500ccクラスで前人未到の3連覇を達成した平忠彦さんが代役を務めたことでも知られていますよね。
草刈正雄さんもイケメンだったけど、プロレーサーの平忠彦さんも、当時から本当に男前でしたよね。
ロードレースシーンは、SUGOレース場を中心に国内レース場で撮影されましたが、映画の演出としてスタンドを満員の観客で埋め尽くすため、屋外ライブを開催してエキストラを集めたそうですよ。
なるほど、屋外ライブでエキストラを集めたんだ。頭いいね!
余談ですが、この「汚れた英雄」では、日本で初めて劇場公開と同時に上映館のロビーでセルビデオを15,000円で売り出す戦略をとったそうです。結果として、1,000本売れたら御の字という時代に、なんと3万本も売れたんだそうですよ。
この当時は、まだビデオデッキ持っている家庭は少なかったと思うんだけど、それでも3万本も売れたんだね。
それでは、ローズマリー・バトラーの「汚れた英雄(原題:Riding High)」をどうぞ!