ホテル・カリフォルニア(イーグルス) 1977年(昭和52年)

今回ご紹介する1977年(昭和52年)のヒット曲は、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」です。
「ホテル・カリフォルニア (Hotel California)」 は、1977年(昭和52年)にイーグルスのアルバム「ホテル・カリフォルニア」からの第2弾シングルとして発売された楽曲です。作詞・作曲は、メンバーのドン・フェルダー、グレン・フライ、ドン・ヘンリーとなっています。

ギターのイントロが印象的な名曲ですよね。ギターの練習やった記憶がありますよ。「On a dark desert highway. Cool wind in my hair♪

「ホテル・カリフォルニア」は、前年1976年(昭和51年)12月8日に発売されたアルバム「ホテル・カリフォルニア」の表題曲ですね。
アルバム「ホテル・カリフォルニア」ですが、全米アルバム・チャートで1位を獲得、アメリカでは発売後1年間で600万枚を売り上げ、全世界では3,200万枚以上を売り上げるなど、イーグルスを代表するアルバムとなっています。

アルバムが、全世界で3,200万枚以上も売れるって、やっぱりスケールが違うよね。

アルバムからのシングル・カットは3曲で、ファースト・シングル「ニュー・キッド・イン・タウン」は全米シングル・チャート1位、セカンド・シングル「ホテル・カリフォルニア」も1位となり、2曲続けて第1位を獲得しています。
なお、シングル「ホテル・カリフォルニア」は1978年(昭和53年)にはグラミー賞最優秀レコード賞を受賞しています。

そう言えば、「ホテル・カリフォルニア」のモデルになったホテルは、確かビバリーヒルズ・ホテルだったよね?

レコードジャケットの撮影に使われた建物はビバリーヒルズ・ホテルです。ただ、ホテル・カリフォルニアは実在しているのか、あるいはモデルとなったホテルはあるのか、という質問に対して、作詞・作曲者であるドン・ヘンリーは架空のホテルであるとローリングストーン誌では語っているようですよ。

ドン・ヘンリーは架空のホテルって言っているんだね。「ホテル・カリフォルニア」って、色々な都市伝説があるけど、本人が言うんだから、そうなんだろうね。

都市伝説ではないですが、イギリスのプログレバンド、ジェスロ・タルが1969年(昭和44年)に発表したセカンド・アルバム「スタンド・アップ」に収録されている「We Used to Know」がイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」にそっくりだという話があります。
ちょっと聞いてみましょう!

うわ~!似ているというよりも、ほぼ同じじゃないの?イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」が発売されたのが1977年(昭和52年)だから、イーグルスがジェスロ・タルの「We Used to Know」からパクったってこと?

曲の出来映えは、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」が圧倒しているんでしょうが、素人の私が聞いてもかなり似ていると思うレベルですよね。
実は、過去にジェスロ・タルのイアン・アンダーソンが、BBCラジオのインタビューで「私は今でも著作権料の振込みを待っているんだがね」と笑った答えたことがあるそうですよ。

つまり、本人たちは(盗作の)認識があるってことなんだろうね。でも、冗談で済ませるぐらいだし、ジェスロ・タルのイアン・アンダーソンって人は、太っ腹なのかもしれないねw

似ているとは言え、アレンジして世界的大ヒットにしたのはイーグルスですから、そこは変えようのない事実ですよね。

1977年(昭和52年)のヒット曲「ホテル・カリフォルニア」イーグルス

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1977年(昭和52年)出来事

  • エルヴィス・プレスリーが死去(42歳)
  • キャンディーズが解散宣言(「普通の女の子にもどりたい」)
  • 王貞治さんが通算756号のホームランを打ち世界記録を樹立、第1回国民栄誉賞を受賞
  • 樋口久子さんが全米女子プロゴルフ選手権で日本人初優勝
  • 映画「ロッキー」が大流行
  • スナックのカラオケが大ブーム

1977年(昭和52年)テレビドラマ・アニメ

  • 赤い激流
  • 赤い絆
  • ヤッターマン
  • あらいぐまラスカル
  • 一発貫太くん

1977年(昭和52年)ヒット曲ランキング

  1. 渚のシンドバッド(ピンク・レディー)
  2. 青春時代 (森田公一とトップギャラン)
  3. ウォンテッド (ピンク・レディー)
  4. 勝手にしやがれ (沢田研二)
  5. 昔の名前で出ています (小林旭)
  6. 雨やどり (さだまさし)
  7. カルメン’77 (ピンク・レディー)
  8. S.O.S (ピンク・レディー)
  9. 失恋レストラン (清水健太郎)
  10. フィーリング (ハイ・ファイ・セット)
  11. 北の宿から (都はるみ)
  12. 帰らない (清水健太郎)
  13. 星の砂 (小柳ルミ子)
  14. ペッパー警部 (ピンク・レディー)
  15. あずさ2号 (狩人)
  16. 津軽海峡冬景色 (石川さゆり)
  17. スカイ・ハイ (ジグソー)
  18. 愛のメモリー (松崎しげる)
  19. 赤い衝撃 (山口百恵)
  20. イミテイション・ゴールド( 山口百恵)