今回ご紹介する1977年(昭和52年)のヒット曲は、キャンディーズの「やさしい悪魔」です。
「やさしい悪魔」は、1977年(昭和52年)3月1日に発売されたキャンディーズの13枚目のシングルで、作詞:喜多條忠さん、作曲:吉田拓郎さん、編曲:馬飼野康二さんとなっています。
キャンディーズの「やさしい悪魔」は憶えていますよ。
「あの人は~悪魔~、私を~とりこにするぅ~♪」ですね。
「やさしい悪魔」ですが、発売の時点ではキャンディーズ最大のヒットを記録しています。解散コンサート時点でのシングル売上は累計52万枚となっています。
それまでのキャンディーズとはちょっと変わった感じがあったんだよね。
「やさしい悪魔」では、それまでのキャンディーズの清楚なイメージを一新しています。衣装は、アン・ルイスさんのデザインによるものだそうですよ。それに合わせて振り付け、歌詞とメロディも変わったみたいです。
そう言えば、吉田拓郎さんの作曲なんだよね。
吉田拓郎さん自身も数多くの楽曲提供をされていますが、その中でも特に「やさしい悪魔」の出来映えは良かったらしく、「文句なし。あの頃のキャンディーズにはない、その後の日本のポップス界にはない、60年代のアメリカンポップスのリズム&ブルースから来ているメロディライン」と話されているようです。また、キャンディーズのベスト・ソングに挙げられる機会も多いようです。
へ~、そうなんだ~
ちなみに、レコーディングでは、吉田拓郎さんがギター持参で付きっ切りで歌唱指導をしたそうですよ。
なんか意外だな~ 吉田拓郎さんもキャンディーズのファンだったのかもね?
キャンディーズですが、この「やさしい悪魔」で「第28回NHK紅白歌合戦」に3年連続3回目の出場を果たしています。
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1977年(昭和52年)出来事
- エルヴィス・プレスリーが死去(42歳)
- キャンディーズが解散宣言(「普通の女の子にもどりたい」)
- 王貞治さんが通算756号のホームランを打ち世界記録を樹立、第1回国民栄誉賞を受賞
- 樋口久子さんが全米女子プロゴルフ選手権で日本人初優勝
- 映画「ロッキー」が大流行
- スナックのカラオケが大ブーム
1977年(昭和52年)テレビドラマ・アニメ
- 赤い激流
- 赤い絆
- ヤッターマン
- あらいぐまラスカル
- 一発貫太くん
1977年(昭和52年)ヒット曲ランキング
- 渚のシンドバッド(ピンク・レディー)
- 青春時代 (森田公一とトップギャラン)
- ウォンテッド (ピンク・レディー)
- 勝手にしやがれ (沢田研二)
- 昔の名前で出ています (小林旭)
- 雨やどり (さだまさし)
- カルメン’77 (ピンク・レディー)
- S.O.S (ピンク・レディー)
- 失恋レストラン (清水健太郎)
- フィーリング (ハイ・ファイ・セット)
- 北の宿から (都はるみ)
- 帰らない (清水健太郎)
- 星の砂 (小柳ルミ子)
- ペッパー警部 (ピンク・レディー)
- あずさ2号 (狩人)
- 津軽海峡冬景色 (石川さゆり)
- スカイ・ハイ (ジグソー)
- 愛のメモリー (松崎しげる)
- 赤い衝撃 (山口百恵)
- イミテイション・ゴールド( 山口百恵)