オレンジの雨(野口五郎) 1973年(昭和48年)

今回ご紹介する1973年(昭和48年)のヒット曲は、野口五郎さんの「オレンジの雨」です。

「オレンジの雨」は、1973年(昭和48年)3月21日に発売された野口五郎さんの8枚目のシングルで、作詞:吉田栄子さん、補作詞:大日方俊子さん、作曲:筒美京平さん、編曲:高田弘さんとなっています。

野口五郎さんの曲の中では、印象に残っている曲ですね。
「そんなこと~、どうでもいいじゃない~、いつだって~、愛してるじゃない~♪」って、私は、ビブラートをかけながら歌いますよ。
でも、野口五郎さんにとっては、9枚目のシングルになるんだね。

野口五郎さんは、当初は演歌歌手としてシングル曲「博多みれん」で1971年(昭和46年5月1日にデビューしたのですが、残念ながら「博多みれん」はあまり振るわなかったようです。

野口五郎さんは、演歌歌手としてデビューしてたんだね~、知りませんでした。

しかし、2曲目の「青いリンゴ」からアイドル歌手に転向してスマッシュ・ヒット、若い女性ファンの人気を獲得していきました。

思い切って路線転換したんだね。でも野口五郎さんのルックスは、そもそもが演歌歌手って感じじゃないよね。

その後、1972年(昭和47年)には、「第23回NHK紅白歌合戦」に「めぐり逢う青春」で、当時としては最年少(16歳10か月)となる初出場を果たしています。

もうすでに紅白には出場していたんだね。しかし16歳で紅白に出るなんて、凄いよね。「オレンジの雨」がヒットして初出場したんだとばかり思ってました。

野口五郎さんですが、1973年(昭和48年)に「オレンジの雨」がオリコン週間チャートで初のベストテン入りを果たすと、続く「君が美しすぎて」は第3位にランクイン、「第24回NHK紅白歌合戦」にも同曲で出場しています。
この頃から、西城秀樹さん、郷ひろみさんと共に新御三家と呼ばれ、一躍トップアイドルの仲間入りを果たされた訳ですね。

ちなみに、野口五郎さんですが、この「オレンジの雨」から1978年(昭和53年)の「グッド・ラック」まで21作連続でオリコントップ10入りを果たしています。

「オレンジの雨」が転機になったんだね~
しかしなんで「オレンジ」の「雨」なんだろうね?

歌詞を読むと「火遊び」とか「燃える」って言葉が出てくるので、火=オレンジみたいな感じではないでしょうか?

なんとなく納得しましたw

ところで、野口五郎さんですが、音楽活動とは別に、QRコードをスマートフォンに読み込ませ、音楽コンサート・ライブの映像などをデジタル配信するサービス「テイクアウトライブ」を発案したことで知られていますね。
現在、株式会社「ティーオーエア」の代表をされたりもしています。

歌手だけではなく、実業家としても成功されているんだね。

1973年(昭和48年)のヒット曲「オレンジの雨」野口五郎

1973年 邦楽ヒット曲 ランキング

順位曲名歌手名売上枚数
1位女のみち宮史郎とぴんからトリオ181.2万
2位女のねがい宮史郎とぴんからトリオ84.0万
3位学生街の喫茶店ガロ76.2万
4位喝采ちあきなおみ62.7万
5位危険なふたり沢田研二61.9万
6位神田川かぐや姫58.0万
7位心の旅チューリップ50.8万
8位恋する夏の日天地真理50.2万
9位若葉のささやき天地真理48.1万
10位赤い風船浅田美代子48.1万