虹をわたって(天地真理) 1972年(昭和47年)

今回ご紹介する1972年(昭和47年)のヒット曲は、天地真理さんの「虹をわたって」です。
「虹をわたって」は、1972年(昭和47年)9月1日に発売された天地真理さんの4枚目のシングルです。作詞:山上路夫さん、作曲:森田公一さん、編曲:馬飼野俊一さんとなっています。

「虹の向こうは~、 晴れなのかしら~、あなたの町の あのあたり♪」ってね。
天地真理さんの曲の中でも一番好きな曲かな?

「虹をわたって」ですが、天地真理さんが主演した同名の映画の主題歌のようです。映画には、沢田研二さん、萩原健一さんも出演しています。

へ~、映画の曲だったんだね。知らなかった。

映画「虹をわたって」ですが、家出した一人の娘が、ダルマ船にまぎれ込んで来たためにまき起こる騒動を、歌と笑いで描くというストーリーです。脚本は田波靖男さん、馬嶋満さん、監督は前田陽一さんとなっています。

先生、ダルマ船って何ですか?

ダルマ船というのは、艀(はしけ)の一種で、船幅が広く喫水が浅い平船のことです。エンジンはなく、自力で移動することができないことからダルマ船と呼ばれているようですよ。昔は、運河などに停泊させた船上で暮らす水上生活者が多かったそうで、当時のドラマや小説などで水上生活者の代名詞として扱っている作品なども存在しているようです。

昔、見たことがあるような気がする。
あれをダルマ船っていうんだ。勉強になりました。

「虹をわたって」は、オリコン集計では、51.7万枚の大ヒットで、天地真理さんはこの曲で史上初の3曲連続オリコン1位を達成した。

3曲連続って?

小さな恋」「ひとりじゃないの」「虹をわたって」の3曲になります。

なるほど~!先生、ありがとう!

ちなみに、「虹をわたって」は、翌1973年春開催の第45回選抜高等学校野球大会の入場行進曲に採用されています。

昔は、高校野球の行進曲が話題になりやすかったよね。


1972年(昭和47年)のヒット曲「虹をわたって」天地真理

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1972年(昭和47年)出来事

  • 札幌冬季オリンピック開催
  • Tレックスらのグラム・ロックがブーム
  • 上野動物園でパンダ公開
  • ミュンヘンオリンピック開催
  • 自動車に初心者マーク登場
  • 東北自動車道開通
  • あさま山荘事件
  • 川端康成が自殺

1972年(昭和47年)アニメ

1972年(昭和47年)のヒット曲ランキング

  1. 女のみち 宮史郎とぴんからトリオ
  2. 瀬戸の花嫁 小柳ルミ子
  3. さよならをするために ビリーバンバン
  4. 旅の宿 よしだたくろう
  5. 悪魔がにくい 平田隆夫とセルスターズ
  6. ひとりじゃないの 天地真理
  7. 京のにわか雨 小柳ルミ子
  8. 別れの朝 ペドロ&カプリシャス
  9. 小さな恋 天地真理
  10. 太陽がくれた季節 青い三角定規