さよならをするために(ビリーバンバン) 1972年(昭和47年)

今回ご紹介する1972年(昭和47年)のヒット曲は、ビリー・バンバンの「さよならをするために」です。
「さよならをするために」は、1972年(昭和47年)に発売された、ビリー・バンバンの楽曲です。作詞:石坂浩二さん、作曲・編曲:坂田晃一さんとなっています。

昔、焼酎「いいちこ」のCMで聞いたよ。
「過ぎた日の微笑~を~、みんな君にあ~げる~♪」って、いい曲だよね。

「さよならをするために」ですが、石坂浩二さんが作詞、坂田晃一さんによって作曲された曲です。

へ~、石坂浩二さんが作詞するんだ~
ほんとに多才な人だよね~

「さよならをするために」は、累計では約80万枚を売り上げ、当時人気が低迷していたビリー・バンバンにとっては、1969年(昭和44年)に発売された「白いブランコ」以来の大ヒット曲となりました。

ちなみに、オリコンでは、1972年度(昭和47年)年間3位となっています。

人気低迷期にヒット曲が生まれると嬉しかっただろうね。

ただ、当時のフォーク界の風潮として、他人が作詞・作曲したものを歌うのは一種の恥であるというような考え方もあったのだそうです。

当時の日本なら、何となく分からなくもないけどさ…

なので、ビリー・バンバンの菅原進さんは、この曲のレコーディングをボイコットしたという逸話もあるそうですよ。

いや、結構、かたくなだったんですね。

とは言え、ビリー・バンバンは、1972年(昭和47年)の「第23回NHK紅白歌合戦」にこの「さよならをするために」で初出場しています。

でも、その当時、紅白に出場できるとなったら、断れないよね~
いくら、心の奥底では、納得してなかったとしても…ね。

「さよならをするために」ですが、1986年以降、高校の音楽教科書にも何度か掲載されたことがあるようです。

教科書にも載るなんて、俺ならちょっと嬉し恥ずかし感じかな…

1993年(平成5年)にニュー・ヴァージョンの「さよならをするために」をリリースしたのですが、テレビドラマの主題歌や最初に紹介した三和酒類の焼酎「いいちこ」のコマーシャルソング(1993年~1994年)として使われました。

ビリー・バンバンって、「いいちこ」のCMを長くやってるから大分県に関係があるのかと思ってたけど関係ないんだね。

お二人とも、東京都国立市のご出身ですよね。


1972年(昭和47年)のヒット曲「さよならをするために」ビリー・バンバン

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1972年(昭和47年)出来事

  • 札幌冬季オリンピック開催
  • Tレックスらのグラム・ロックがブーム
  • 上野動物園でパンダ公開
  • ミュンヘンオリンピック開催
  • 自動車に初心者マーク登場
  • 東北自動車道開通
  • あさま山荘事件
  • 川端康成が自殺

1972年(昭和47年)アニメ

1972年(昭和47年)のヒット曲ランキング

  1. 女のみち 宮史郎とぴんからトリオ
  2. 瀬戸の花嫁 小柳ルミ子
  3. さよならをするために ビリーバンバン
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