旅の宿(よしだたくろう) 1972年(昭和47年)

今回ご紹介する1972年(昭和47年)のヒット曲は、よしだたくろうさんの「旅の宿」です。
「旅の宿」は、1972年(昭和47年)7月1日に発売されたよしだたくろうさん(現・吉田拓郎)の4枚目のシングルです。作詞:岡本おさみさん、作曲:よしだたくろうさんとなっています。

「浴衣のき~みは~、尾花の簪~、熱燗徳利の首つまんで~、もういっぱいいかがなんて~みょ~うに~色っぽいね♪」だよね。
でも「尾花」って書いて「すすき」って読むの?知らなかった~

「旅の宿」ですが、吉田拓郎さんのシングルとしては唯一オリコンチャート1位を記録した楽曲になります。代表曲であると共に、自身最大のシングル・セールスを記録した曲でもあります。

正直、昔は吉田拓郎さんってテレビで見たことなかったから、あんまり知らんのよね~

確かに当時、テレビでは見たことがなかったような気がしますね。
Wikipediaによりますと1972年(昭和47年)に「旅の宿」がリリースされた最中に「テレビ出演拒否」をされたらしいです。理由は色々とあるようですが、テレビという媒体を利用せずにのし上がったのは吉田拓郎さんが初めてだったそうです。
また、「テレビ出演拒否」は、吉田拓郎さんを神格化させた大きな要素となるという見方もあるようです。

確かに、テレビに出てこないアーティストっていたよね~
ザ・ベストテンでドアが開いても誰も出てこないみたいな…
そのきっかけを吉田拓郎さんが作った訳なんだね。

話を「旅の宿」に戻すと、歌詞は結構、典型的なフォークって感じですよね。

確かに、これぞまさしくフォークって感じだよね。

作詞をした岡本おさみさんが、夫人との新婚旅行で青森県十和田市の蔦温泉に宿泊した際に曲想を得たと言われているんだそうですよ。

なるほどね~
「もう一杯いかが?」っていうのはその情景からきてる可能性が高いんだね~

1972年(昭和47年)のヒット曲「旅の宿」よしだたくろう

1972年 邦楽ヒット曲 ランキング

順位曲名歌手名売上枚数
1位女のみち宮史郎とぴんからトリオ138.3万
2位瀬戸の花嫁小柳ルミ子69.5万
3位さよならをするためにビリーバンバン66.7万
4位旅の宿よしだたくろう66.6万
5位悪魔がにくい平田隆夫とセルスターズ65.1万
6位ひとりじゃないの天地真理60.1万
7位京のにわか雨小柳ルミ子56.9万
8位別れの朝ペドロ&カプリシャス55.7万
9位小さな恋天地真理54.7万
10位太陽がくれた季節青い三角定規50.2万