今回ご紹介する1972年(昭和47年)のヒット曲は、天地真理さんの「ひとりじゃないの」です。
「ひとりじゃないの」は、1972年(昭和47年)5月21日に発売された天地真理さんの3枚目のシングルです。作詞:小谷夏さん、作曲:森田公一さん、編曲:馬飼野俊一さんとなっています。
「ひとりじゃないって~、素敵なことね~♪」って曲だよね。
余談ですが、作詞の「小谷夏さん」とは、天地真理さんが出演していたテレビドラマ「時間ですよ」の演出家でもある久世光彦さんのペンネームなんだそうです。
そう言えば、「時間ですよ」に出てたよね~
「ひとりじゃないの」は、「女性アイドル」の概念を世間に確立させたと言われる、天地真理さんの最大のヒット曲です。累計売上は110万枚超となっています。
「女性アイドル」の概念を世間に確立させたってどういうこと?
例えば、楽曲のイメージを連想させる衣装(テニスウェアなど)や「恋する夏の日」の振付、「虹をわたって」では、歌詞の合い間にファンからの「真理ちゃ〜ん♪」コールが入ると言ったようなことになります。
そう言えば、メンズが野太い声「(アイドル)ちゃ~ん♪」って言うよね!
ちなみに、天地真理さんのキャッチフレーズは「(あなたの心の隣にいる)白雪姫」でした。
そう言えば、確かに天地真理さんは「白雪姫」って言われていたよね。
天地真理さんを含む「新三人娘」のキャッチフレーズですが、
・小柳ルミ子さん「みんなの恋人」
・南沙織さん「南の島からきたシンシア」
・天地真理さん「あなたの心の隣にいるソニーの白雪姫」
でした。
「みんなの恋人」ってロッ●の宣伝みたいなキャッチだね。
天地真理さんですが、「ひとりじゃないの」が大ヒットしたことで「第23回NHK紅白歌合戦」に初出場をしています。この時は、南沙織さん、小柳ルミ子さんの「新三人娘」が初めて揃って出場した回でした。
この頃の年末って、紅白見るぐらいしか娯楽がなかった時代だからきっと見たんだろうけど、全く覚えてないな…
天地真理さんは、1951年(昭和26年)生まれ、埼玉県大宮市(現:さいたま市)の出身です。
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1972年(昭和47年)出来事
- 札幌冬季オリンピック開催
- Tレックスらのグラム・ロックがブーム
- 上野動物園でパンダ公開
- ミュンヘンオリンピック開催
- 自動車に初心者マーク登場
- 東北自動車道開通
- あさま山荘事件
- 川端康成が自殺