魔法の黄色い靴 (チューリップ) 1972年(昭和47年)

今回ご紹介する1972年(昭和47年)のヒット曲は、チューリップさんの「魔法の黄色い靴」です。
「魔法の黄色い靴」は、1972年(昭和47年)6月5日に発売されたチューリップのメジャーデビューシングルです。作詞・作曲:財津和夫さん、編曲:木田高介さんとなっています。

「魔法の黄色い靴」は、チューリップのデビューシングルなんだね。知らなかった!

この「魔法の黄色い靴」なんですが、業界関係者には高い評価を得たものの、発売当時の売り上げは2,000枚ぐらいだったそうですよ。

え~っ!あのチューリップのメジャーデビュー曲がたったの2000枚しか売れなかったってめっちゃ意外だわ~

ただ、ライブでは長年にわたりエンディングを飾る曲として定着しているんだそうですよ。

そう言えば、1982年か1983年ぐらいにコンサートに行ったよ~

へ~、ライブに行ったことあるんだ~
「魔法の黄色い靴」を歌ってた?

す、すまない…。全く覚えていません。

そのチューリップですが、1972年(昭和47年)に「魔法の黄色い靴」でメジャー・デビュー、翌1973年(昭和48年)に出した3枚目のシングル「心の旅」がレコード売上1位を記録し一躍有名になりました。
その後も「青春の影」(1974年)、「サボテンの花」(1975年)、「虹とスニーカーの頃」(1979年)など数々の作品を輩出しています。

いや~、「心の旅」もめっちゃ流行ったよね~
個人的には、「風のメロディ」とか「銀の指輪」なんかも好きだったなぁ~

チューリップは、ビートルズに影響を受けたメロディ・ラインやコーラスにより洋楽ファンからの支持を集めたバンドとしても有名ですね。
また、メンバー全員が作詞・作曲・ボーカルおよびコーラスを担当していることも特徴です。

たしかに、ビートルズっぽい感じがあったよね。アルバムのジャケットなんかも似てた記憶がありますよ。

また、チューリップは、西南学院大学の学生さんを中心に結成されました。第1期から再結成までメンバーも色々と変遷するんですが、第一期 (1972~1979)のメンバーは、財津和夫さん、吉田彰さん、安部俊幸さん、上田雅利さん、姫野達也さん、宮城伸一郎さん(サポートメンバー)です。

姫野さんの甘い声が好きだったなぁ~

そう言えば、福岡のバンドって言えば、ライブハウス「照和」だよね。

ライブ喫茶「照和」は、チューリップや井上陽水さん、海援隊、甲斐バンド、長渕剛さんなど九州、特に福岡出身の多くのアーティストが出演していたことで有名ですよね。“伝説の照和”とも言われているそうですよ。福岡市中央区天神二丁目に今でもあるそうです。


1972年(昭和47年)のヒット曲「魔法の黄色い靴」チューリップ

1972年 邦楽ヒット曲 ランキング

順位曲名歌手名売上枚数
1位女のみち宮史郎とぴんからトリオ138.3万
2位瀬戸の花嫁小柳ルミ子69.5万
3位さよならをするためにビリーバンバン66.7万
4位旅の宿よしだたくろう66.6万
5位悪魔がにくい平田隆夫とセルスターズ65.1万
6位ひとりじゃないの天地真理60.1万
7位京のにわか雨小柳ルミ子56.9万
8位別れの朝ペドロ&カプリシャス55.7万
9位小さな恋天地真理54.7万
10位太陽がくれた季節青い三角定規50.2万