「せんせい」は、1972年(昭和47年)7月1日に発売された森昌子さんのデビューシングルです。作詞:阿久悠さん、作曲:遠藤実さん、編曲:只野通泰さんとなっています。
「淡い初恋消えた日は~、雨がしとしと降っていた~♪」って感じだよね。この曲も流行ったよね。
「せんせい」ですが、森昌子さんのデビュー曲でもありますが、最大のヒット曲でもあります。オリコンヒットチャート在位中の売上げ枚数は 51.4万枚となっています。
ちなみに、当時のキャッチフレーズは、「あなたのクラスメート」だったそうです。
森昌子さん、歌も上手だったよね。しかし、「あなたのクラスメート」って何かよく分からんキャッチフレーズだよね。
森昌子さんですが、その翌年デビューした同学年の山口百恵さん、桜田淳子さんとともに「花の中三トリオ」と呼ばれることになります。
「花の中三トリオ」はテレビや雑誌でもよく取り上げられていたよね。
個人的には、桜田淳子さんのファンだったけどね。
私は百恵さんでしたけどね。この「中三トリオ」で最初にNHK紅白歌合戦に初出場を果たしたのは森昌子さんで、当時の女性最年少の15歳での出場でした。
15歳で紅白に出場するって凄いよね。
なお、現在の女性最年少記録は芦田愛菜さんの7歳となっています。
7歳…子供や~ん
森 昌子さんは、1958年(昭和33年)生まれ、栃木県宇都宮市の出身です。
前夫は森進一さんで、長男はロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカリストであるTakaこと森内貴寛さん、三男はロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカリストであるHiroこと森内寛樹さんです。
音楽一家だよね~
森昌子さんですが、1971年(昭和46年) 同年10月開始の日本テレビ「スター誕生!」に13歳で出場、初代グランドチャンピオンとなんですね。それがきっかけで歌手としてデビューされています。
「スター誕生!」って見てたけど、萩本欽一さんが司会だったよね。
Wikipediaによりますと、デビューまでこんな感じのようです。
<第1段階>
「予選会」…ハガキで応募した500~700人が参加
↓
「テレビ予選出演」…収録が平日のため、出場者の状況によって親や学校などの出場許可を得た上で出演
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「レッスン開始」…決戦大会に向け、指定レッスン機関で歌唱指導などを受ける(日本テレビが各レッスン代を負担)
↓
「美容レッスン」…基本的に東京で行われ、番組が用意した個別の指導員により決戦大会出場時のヘアメイク、服装などを検討してもらい決定する(同時期に「下見会」という、プロダクションとレコード会社が参加し、決戦大会前に出場者をチェックする場が設けられる)
↓
「決戦大会」…プロダクションとレコード会社がプラカードを上げて入札
↓
「仮契約」…この時点で合格者は一旦、「日本テレビ音楽」と仮契約を結ぶ
<第2段階>
「面接」…合格者は入札した会社と面接
↓
「意思決定」…家族と面談のうえ、芸能人としての“就職”の決定及び決意を固め、どこに所属するかという希望会社の検討を行う
↓
「決定」…NTVスター誕生係/所属プロダクション&所属レコード会社で検討し、NTV音楽委員会で最終決定→連絡
↓
正式に「合格者」となる
<第3段階>
「会合」…合格者、プロダクション、レコード会社、日本テレビで1回目の会合。出場者の状況によって転校・転居などの話し合いを行う
↓
「検討会」…デビュー日、芸名、キャッチフレーズを検討(同時期に「契約」…プロダクションとの雇用契約、音楽出版社との原盤契約を結ぶ)
↓
「作家決定」…デビュー曲製作に携わる作詞家・作曲家と面接して検討
↓
「デビュー準備」…レッスン、レコーディング、デビュー前のキャンペーンを行う
↓
めでたく「デビュー」
デビューまでめっちゃ大変な道のりがあるんやね~
本人も大変だけど、周りの大人たちも大変だわ~
1972年(昭和47年)出来事
- 札幌冬季オリンピック開催
- Tレックスらのグラム・ロックがブーム
- 上野動物園でパンダ公開
- ミュンヘンオリンピック開催
- 自動車に初心者マーク登場
- 東北自動車道開通
- あさま山荘事件
- 川端康成が自殺
1972年(昭和47年)新商品・ヒット商品
- デジタル電子体温計(立石電機)
- カシオミニ(カシオ計算機)
- オロナインH軟膏(大塚製薬)
- オールレーズン(東鳩)
1972年(昭和47年)流行語
- お客様は神様です(三波春夫)
- ナウ(「今風でいい感じ」)
- 未婚の母
1972年(昭和47年)ベストセラー
- 恍惚の人(有吉佐和子)
- 日本列島改造論(田中角栄)
- 女の子の躾け方(浜尾実)
- 放任主義(羽仁進)
- 二十歳の原点(高野悦子)
- 狼なんかこわくない(庄司薫)
1972年(昭和47年)ヒット曲
- 女のみち(宮史郎とぴんからトリオ)
- 瀬戸の花嫁(小柳ルミ子)
- さよならをするために(ビリーバンバン)
- 旅の宿(吉田拓郎)
- ひとりじゃないの(天地真理)
- 別れの朝(ペドロ&カプリシャス)
- 小さな恋(天地真理)
- 太陽がくれた季節(青い三角定規)
- ゴッドファーザー愛のテーマ(ニーノ・ロータ、アンディ・ウィリアムズ)
- 愛の休日(ミッシェル・ポルナレフ)
- 愛は面影の中に(ロバータ・フラック)
- アローン・アゲイン(ギルバート・オサリバン)
- ロックン・ロール(レッド・ツェッペリン)
1972年(昭和47年)映画
- 男はつらいよ 寅次郎夢枕
- ゴッドファーザー
- 007 ダイヤモンドは永遠に
- レッド・サン
1972年(昭和47年)アニメ
- デビルマン
- 赤胴鈴之助
- デビルマン
- 科学忍者隊ガッチャマン
- ど根性ガエル
- マジンガーZ
- 海のトリトン
1972年(昭和47年)のヒット曲ランキング
- 女のみち 宮史郎とぴんからトリオ
- 瀬戸の花嫁 小柳ルミ子
- さよならをするために ビリーバンバン
- 旅の宿 よしだたくろう
- 悪魔がにくい 平田隆夫とセルスターズ
- ひとりじゃないの 天地真理
- 京のにわか雨 小柳ルミ子
- 別れの朝 ペドロ&カプリシャス
- 小さな恋 天地真理
- 太陽がくれた季節 青い三角定規