オリビアを聴きながら(杏里) 1978年(昭和53年)

今回ご紹介する1978年(昭和53年)のヒット曲は、杏里さんの「オリビアを聴きながら」です。
「オリビアを聴きながら」は、1978年(昭和53年)11月5日にリリースされた杏里さんのデビュー・シングルです。作詞・作曲:尾崎亜美さん、編曲:瀬尾一三さんとなっています。

杏里さんの「オリビアを聴きながら」は、大好きな曲です。
歌詞に出て来る「ジャスミンティーは眠り誘う薬♪」ってのを信じてジャスミンティーを飲んだけど、カフェインが効きすぎて逆に眠れなくなるって経験をしたことがあるのは、私だけではないでしょうw

私もジャスミン・ティーを飲んで眠れなくなった一人ですね。
さて、杏里さんの「オリビアを聴きながら」ですが、オリコンチャートでは最高65位、売上5.5万枚と、さほどヒットした訳ではありませんでした。
ただ、今では、多くの人が知っているメジャーな曲に成長しましたね。

老若男女問わず、「オリビアを聴きながら」を知っている人は確かに多いよね。
タイトルのオリビアって、やっぱり、オリビア・ニュートン=ジョンのことだよね。

タイトルもそうですが歌詞の中にも登場する「オリビア」は、「カントリー・ロード」「そよ風の誘惑」などで有名な、オリビア・ニュートン=ジョンだそうです。
また、サビの箇所で「making good things better♪」というフレーズが登場しますが、これはオリビア・ニュートン=ジョンが1977年(昭和52年)に発表した「MAKING A GOOD THING BETTER」という曲に由来しているんだそうです。

僕らの時代だと、オリビアと言うと、オリビア・ハッセーよりも、やっぱりオリビア・ニュートン=ジョンなんだよね。そして、「making good things better♪」ってフレーズ好きなんだけど、オリビアの曲だったんだね。

また、「オリビア」が使われたのには理由があって、杏里さんが、作詞・作曲を担当した尾崎亜美さんの自宅を訪問した際に、杏里さんがオリビア・ニュートン=ジョンが好きという話になり、それがきっかけで、この「オリビアを聴きながら」が生まれたそうですよ。

そんな経緯があったんだね。勉強になりました。

余談ですが、尾崎亜美さんもこの「オリビアを聴きながら」をセルフカバーしています。杏里さんの「オリビアを聴きながら」と尾崎亜美さんの「オリビアを聴きながら」の2曲をどうぞ!

杏里さんの「オリビアを聴きながら」が聞きなれているせいか、ピンとくる。

1978年(昭和53年)のヒット曲「オリビアを聴きながら」杏里

「オリビアを聴きながら」尾崎亜美

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1978年(昭和53年)出来事

  • キャンディーズが後楽園でサヨナラコンサート
  • ピンク・レディーが大人気
  • ディスコブーム
  • ファミレスブーム
  • 成田新東京国際空港が開港
  • 江川卓が空白の1日で巨人軍に入団へ(江川騒動)
  • 福田内閣が総辞職し、大平内閣が成立

1978年(昭和53年)のヒット曲ランキング

  1. UFO (ピンク・レディー)
  2. サウスポー (ピンク・レディー)
  3. モンスター (ピンク・レディー)
  4. 君のひとみは10000ボルト (堀内孝雄)
  5. 微笑がえし (キャンディーズ)
  6. 透明人間 (ピンク・レディー)
  7. カナダからの手紙 (平尾昌晃・畑中葉子)
  8. Mr.サマータイム (サーカス)
  9. 時間よ止まれ (矢沢永吉)
  10. わかれうた (中島みゆき)