カナダからの手紙(平尾昌晃・畑中葉子) 1978年(昭和53年)

今回ご紹介する1978年(昭和53年)のヒット曲は、平尾昌晃さん・畑中葉子さんの「カナダからの手紙」です。
「カナダからの手紙」は、1978年(昭和53年)1月10日に発売された、平尾昌晃さん・畑中葉子さんのシングルです。作詞:橋本淳さん、作曲:平尾昌晃さん、編曲:森岡賢一郎さんとなっています。

この曲も流行りましたよね。「ラブレターフロ~ム、カナ~ダ~♪」

平尾昌晃さん・畑中葉子さんの「カナダからの手紙」ですが、オリコン1位を獲得、70万枚を超える大ヒットとなりました。

平尾昌晃さんと言えば、有名な作曲家で、いきなりデュエットで歌手としてきてビックリした記憶があるよ。

元々、畑中葉子さんは、平尾昌晃さんが主宰する歌謡教室の生徒だったそうです。
デビューも決まり、畑中葉子さん一人で「カナダからの手紙」を歌う予定だったらしいのですが、緊張して実力が出し切れないでいたとのこと…。

畑中葉子さんって、当時、高校生ぐらいでしょ?そりゃ緊張もするよね。

そこで、平尾昌晃さんが色々と指導していたところ、「師匠と組んで歌ったらいいじゃん」ということで、デュエットで歌うというプランが浮上したということのようです。

なるほど、そんな経緯があったんだね。

当時は、平尾昌晃さんが40歳、畑中葉子さん18歳ということで、年の差デュエットとしても話題になりましたね。
ちなみに、平尾昌晃さんは、かつてのロカビリーの人気歌手で有名だったのですが、実に18年ぶりに歌手としてレコーディングに臨んだそうですよ。

そうか、平尾昌晃さんは元々、歌手デビューしていたんだね。

平尾昌晃さん・畑中葉子さんは、この「カナダからの手紙」の大ヒットで1978年(昭和53年)の第29回NHK紅白歌合戦に出場しています。当時は、男女のデュエットは紅組で歌うことが通例となっていたようですが、平尾昌晃さん・畑中葉子さんは白組だったそうです。

個人的には、赤でも白でも良いのだけれどね…

余談ですが、この「カナダからの手紙」がヒットしたことで、1978年(昭和53年)にカナダを訪れた日本人観光客は30%も増加したそうですよ。

カナダにすごい経済効果をもたらしたんだね!


1978年(昭和53年)のヒット曲「カナダからの手紙」平尾昌晃・畑中葉子

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1978年(昭和53年)出来事

  • キャンディーズが後楽園でサヨナラコンサート
  • ピンク・レディーが大人気
  • ディスコブーム
  • ファミレスブーム
  • 成田新東京国際空港が開港
  • 江川卓が空白の1日で巨人軍に入団へ(江川騒動)
  • 福田内閣が総辞職し、大平内閣が成立

1978年(昭和53年)のヒット曲ランキング

  1. UFO (ピンク・レディー)
  2. サウスポー (ピンク・レディー)
  3. モンスター (ピンク・レディー)
  4. 君のひとみは10000ボルト (堀内孝雄)
  5. 微笑がえし (キャンディーズ)
  6. 透明人間 (ピンク・レディー)
  7. カナダからの手紙 (平尾昌晃・畑中葉子)
  8. Mr.サマータイム (サーカス)
  9. 時間よ止まれ (矢沢永吉)
  10. わかれうた (中島みゆき)