微笑がえし(キャンディーズ) 1978年(昭和53年)

今回ご紹介する1978年(昭和53年)のヒット曲は、キャンディーズの「微笑がえし」です。
「微笑がえし」は、1978年(昭和53年)2月25日にリリースされたキャンディーズの活動期間内ラスト・シングルになります。作詞:阿木燿子さん、作曲・編曲:穂口雄右さんとなっています。

キャンディーズの最後の曲だよね。「春一番が、掃除したてのサッシの窓に~、ほこりの渦を踊らせてます~、机本箱、運び出された荷物のあとは~、畳の色がそこだけ若いわ~♪」だったよね。

今回は、ずいぶんと長く歌ってくれたんだねw
さて、「微笑がえし」ですが、歌詞中にキャンディーズのヒットのタイトルが随所に入れられているのが特徴でした。例えば、「春一番」「わな」「アン・ドゥ・トロワ」などです。これは作詞者・阿木燿子さんからキャンディーズへの「はなむけ」だったんだそうです。

まぁ、ずっとトップを走り続けてきた人気アイドルグループの最後の曲だから、そんなところがあったのかもね。個人的には、一番大好きな「年下の男の子」が出てこないのが残念だったなぁ~

歌詞の中には出てきませんが、振り付けで「年下の男の子」「やさしい悪魔」「ハートのエースが出てこない」などが出ているそうですよ。

あ~、そうだったんだね。振付まで見てなかったかも…

「微笑がえし」ですが、キャンディーズにとっては最初で最後の1位を獲得しています。また、売上枚数も100万枚超と、キャンディーズ最大のヒット曲となりました。

めちゃくちゃ人気あったし、ファンも多かったと思うんだけど、1位を獲ったことはなかったんだね。意外な感じ…

それから、この「微笑がえし」では。当時の音楽番組では、1番目のサビ部分でセンターのランちゃんと左位置のミキちゃんとが入れ替わるんですね。また、3番目のサビ部分でセンターのランちゃんと右位置のスーちゃんも、それぞれ交替した上で歌っていました。

キャンディーズと言えば、センターがランちゃん、左がミキちゃん、右がスーちゃん固定だったもんね。



1978年(昭和53年)の「微笑がえし」キャンディーズ

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1978年(昭和53年)出来事

  • キャンディーズが後楽園でサヨナラコンサート
  • ピンク・レディーが大人気
  • ディスコブーム
  • ファミレスブーム
  • 成田新東京国際空港が開港
  • 江川卓が空白の1日で巨人軍に入団へ(江川騒動)
  • 福田内閣が総辞職し、大平内閣が成立

1978年(昭和53年)のヒット曲ランキング

  1. UFO (ピンク・レディー)
  2. サウスポー (ピンク・レディー)
  3. モンスター (ピンク・レディー)
  4. 君のひとみは10000ボルト (堀内孝雄)
  5. 微笑がえし (キャンディーズ)
  6. 透明人間 (ピンク・レディー)
  7. カナダからの手紙 (平尾昌晃・畑中葉子)
  8. Mr.サマータイム (サーカス)
  9. 時間よ止まれ (矢沢永吉)
  10. わかれうた (中島みゆき)