今回ご紹介する1980年(昭和55年)のヒット曲は、八神純子さんの「パープルタウン 〜You Oughta Know By Now〜」です。
「パープルタウン 〜You Oughta Know By Now〜」は、1980年(昭和55年)7月21日に発売された八神純子さん9枚目のシングルです。作詞:三浦徳子さん、作曲:八神純子さん、Ray Kennedy、Jack Conrad、David Foster、編曲:大村雅朗さんとなっています。
八神純子さんの「パープルタウン」は大ヒットしましたよね。歌い出しは、「哀しみのヴェールをはずす気まぐれなこの都会だけど♪」でしたね。
八神純子さんの「パープルタウン」ですが、日本航空・JALPAK「I LOVE NEWYORK キャンペーン」のCMソングに起用されたこともあり、オリコンランキングでは最高2位を獲得、レコード累計売上60万枚を超える大ヒットとなりました。
ちなみに、タイトルの「パープルタウン」は、この当時、八神純子さんが滞在していたニューヨークの街並みなんだそうです。
歌詞の中にもNew Yorkって何度も出て来るよね。「紫に煙る夜明け」という歌詞が好きなんだよね。
八神純子さんの「パープルタウン」ですが、前半はレイ・ケネディの「You Oughta Know By Now」という曲をベースに作曲されています。そして、後半サビの部分からは八神純子さんのオリジナルという構成となっています。
レイ・ケネディの「You Oughta Know By Now」を初めて聞いたけど、いや、確かにそのまま八神純子さんの「パープルタウン」だよね。
そこについてはひと悶着あったようで、発売当初、レイ・ケネディのクレジット無しで、タイトルも「パープルタウン」として発売したことから、盗作騒ぎが巻き起こってしまったんです。その後、タイトルにレイ・ケネディの「You Oughta Know By Now」が併記され、作曲もレイ・ケネディを含めた3人がでクレジットされたことで和解したんだそうです。
なかなか、複雑な事情があったんだね。確かに、当時、曲紹介でも「パープルタウン」としか紹介してなかったよね。今回のブログでも、ずいぶんと長いタイトルなんだなと思ってしまったよ。
八神純子さんにとってこの「パープルタウン」を発売する頃のアメリカ滞在は人生を変える大きな契機となったようですよ。その後、全曲英語のアルバムをアメリカで制作・発表するなどアメリカをベースに活躍していましたが、1986年(昭和61年)にはイギリス人の音楽プロデューサーと結婚し、ロサンゼルスに活動の拠点を移しています。
八神純子さん、海外で活躍していたって印象ですね。
続いてご紹介する曲は、同じく八神純子さんの「ポーラー・スター」です。
「ポーラー・スター」は、1979年(昭和55年)7月25日に発売された八神純子さんの7枚目のシングルです。作詞:八神純子さん、三浦徳子さん、作曲:八神純子さん、編曲:大村雅朗さんとなっています。
八神純子さんの「ポーラー・スター」は大好きな曲なんですよね。歌い出しは、「ポーラースター、いとしい人、小さな私を守って♪」ですよね。個人的には、サビの「輝け~ポーラースター、私の~ポーラースター、北の空高く~♪」ってところが好きですね。
タイトルの「ポーラー・スター」は北極星のことですが、八神純子さんのパワフルで伸びやかな声が印象的な曲ですよね。
「ポーラー・スター」は、オリコンランキング最高8位、レコード売上24.5万枚の大ヒットとなりました。
個人的には、八神純子さんの曲の中では、「思い出は美しすぎて」の次に好きな曲がこの「ポーラー・スター」かもしれん…。
あなたの好みは置いといて、八神純子さんの「「パープルタウン 〜You Oughta Know By Now〜」と「ポーラー・スター」の2曲をどうぞ!