今回ご紹介する1979年(昭和54年)のヒット曲は、オフコースの「さよなら」です。
「さよなら」は、1979年(昭和54年)12月1日に発売されたオフコース通算17枚目のシングルです。作詞・作曲 : 小田和正さん、編曲 : オフコースとなっています。
「さよなら」はオフコースの名曲ですよね。歌い出しは、「もう終り~だね、君が小さく見~える、僕は思わず君を~、抱きしめた~くなる~♪」ですね。
オフコースの「さよなら」ですが、オリコンチャートでは最高2位を獲得、売上枚数71.7万枚を記録する大ヒットとなりました。
そう言えば、何かの対談かインタビューで、小田和正さんが、「これまで以上に売れることを強く意識して書いた」と語っているのを読んだ記憶がありますよ。この「さよなら」の大ヒットで、オフコースが広く世に知られることになりましたよね。
「さよなら」ですが、1980年(昭和55年)発売の「We are」には収録されていません。その後のベスト・アルバムには収録されているのですが、そのあたりの事情は分かりませんね。
「さよなら」とこの後に紹介する「愛を止めないで」の2曲を一緒に聞くには、シングルを2枚買うか、1981年発売の「SELECTION 1978-81」まで待たないといけなかったんだけよね。レコードを持っている友達にダビングしてもらってたのを思い出したよ。
この年の全国ツアーの最中に乗ったタクシーの中で、ラジオから「大ヒット中の…」という紹介の後に「さよなら」が流れたらしいのですが、それを聞いた小田和正さんは、「ヒットするというのは、こういうことか」と感じたそうですよ。
自分の作った曲がラジオから「大ヒット中の…」って紹介されるというのも、タイミングの問題もあるし、そうそう誰でも経験できることじゃないよね。それまでなかなか売れずに苦労してきて、ドーンと売れたのを実感した瞬間なんだろうね。
また、サポートメンバーだった清水仁さん、松尾一彦さん、大間ジローさんが正式メンバーとなってからのオフコースの最初のシングルがこの「さよなら」でもあります。
これ以前にも好きな曲はあったんですけれど、私が本格的にオフコースを聴き始めたのもここからですね。
さて、次にご紹介する曲は、1979年(昭和54年)1月20日に発売されたオフコースの15枚目のシングル「愛を止めないで」です。作詞・作曲:小田和正さん、編曲:オフコースとなっています。
オフコースの「愛を止めないで」は良く聴いていましたね。「やさしくしないで~、君はあれから~、新しい別れを~恐れて~いる~♪」ですね。
オフコースの「愛を止めないで」ですが、オリコンランキングは最高31位、レコード売上枚数は、9.8万枚のスマッシュヒットになりました。
オフコースのシングルの中で最も再発盤のリリースが多く、1992年、1995年、2016年の3度にわたり再発売されています。
私みたいにこの曲が好きな根強いファンがいるんだろうね。
「愛を止めないで」ですが、失恋で心を閉ざした彼女の心をもう一度開いてもらおうというような内容ですよね。最後の「僕の人生が二つに分かれてる~、その一つが真っ直ぐに…」って、最後はどうなるんでしょうね。
ここの解釈は、永遠のテーマかもしれないよね。
「動画を再生できません」と表示されている場合、「YouTubeで見る」から視聴することができます。リンク切れの場合は、こちらからご連絡下さい。
1979年(昭和54年)
- インベーダー・ゲームが大流行
- 福岡国際マラソンで瀬古利彦さんが優勝
- 広島カープが初の日本一
- サーフィン・ブーム
- 第2次石油危機
- 東京で先進国首脳会議が開催
- 第1回国公立大学共通1次試験を実施(受験者32万7,163人)
1979年(昭和54年)のヒット曲ランキング
- 夢追い酒 (渥美二郎)
- 魅せられて (ジュディ・オング)
- おもいで酒 (小林幸子)
- 関白宣言 (さだまさし)
- 北国の春 (千昌夫)
- ガンダーラ (ゴダイゴ)
- YOUNG MAN (西城秀樹)
- チャンピオン (アリス)
- みちづれ( 牧村三枝子)
- カメレオン・アーミー (ピンク・レディー)
- いとしのエリー (サザンオールスターズ)
- カリフォルニア・コネクション (水谷豊)
- HERO~ヒーローになる時、それは今 (甲斐バンド)
- 銀河鉄道999 (ゴダイゴ)
- きみの朝 (岸田智史)
- 花街の母 (金田たつえ)
- モンキー・マジック( ゴダイゴ)
- セクシャル・バイオレットNo.1 (桑名正博)
- ビューティフル・ネーム (ゴダイゴ)
- いい日旅立ち (山口百恵)