今回ご紹介する1978年(昭和53年)のヒット曲は、アリスの「チャンピオン」です。
「チャンピオン」は、1978年(昭和53年)12月5日にリリースされたアリスの14枚目のシングルです。作詞・作曲:谷村新司さん、編曲:石川鷹彦さんとなっています。
アリスの「チャンピオン」は、フォークというよりロックぽくて好きでしたね。歌い出しは、「つ~かみかけた~、熱い腕を~、振りほどいて~君は出てゆく~♪」でした。
「チャンピオン」ですが、アリスのシングルでは唯一となるオリコン1位を獲得、売上枚数も78万枚と、最大のヒット曲となっています。
途中で、「you’re king of kings」って谷村新司さんが言うところが好きなんだよね。
そこなんですが、レコーディングの際は、谷村新司さんじゃなくて、矢沢透さんが言っているんだそうですよ。
あれ~、テレビで谷村新司さんが言っていると思ったんだけど…。記憶違いなのかな?レコード版を聞くと確かに谷村新司さんの声じゃないよね。
ところで、アリスの「チャンピオン」って実在のモデルがいるって聞いたことがあるんだけど、本当のことなのかな?
後年、谷村新司さんがインタビューの中で、「あの曲は元東洋ミドル級チャンピオンのカシアス内藤さんをイメージして書きました」と答えられていますよ。
※画像は、365 college様からお借りしました。

カシアス内藤さんって知っている!
谷村新司さんのお話では、1978年(昭和53年)に、仕事で作家の沢木耕太郎さんと対談した際に誘われて下北沢の金子ジムに出向いたそうで、そこでカシアス内藤さんを見て、そのパワーと迫力に圧倒されたんだそうです。
ところが、帰り際にて沢木耕太郎さんから「彼には一つ弱点がある。優しすぎて、敵にとどめをさせないんだ」と言う意外な事実を知らされたそうです。
確かに写真で見るとめっちゃ強そうですよね。
谷村新司さんは、プロボクサーの強さと弱さのアンバランスに心を奪われ書き上げた曲が、この「チャンピオン」なんだそうですよ。
それを聞いてから改めて聞き直すと、当時とはまた違った気持ちになるね。