アイム・ノット・イン・ラヴ(10cc) 1975年(昭和50年)

今回ご紹介する1975年(昭和50年)のヒット曲は、10ccの「アイム・ノット・イン・ラヴ」です。
「アイム・ノット・イン・ラヴ(I’m Not in Love)」は、1975年(昭和50年)5月23日にリリースされた10ccの楽曲です。作詞・作曲は、メンバーのエリック・スチュワート、グレアム・グールドマンとなっています。

10ccの「アイム・ノット・イン・ラヴ」は、ずっと後になってから聴いた曲だけど、良い曲ですよね。「I’m not in love. so don’t forget it. It’s just a silly phase. I’m going through♪」って感じですね。
そう言えば、10ccと言えば、やっぱり都市伝説ですよね。ちょっとここでは触れられないので気になる方は、こちらをどうぞ!
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「アイム・ノット・イン・ラヴ」ですが、本国イギリスのチャートでは1位を獲得、アメリカのビルボードでも最高2位を獲得するなど大ヒットとなりました。

日本でも耳にする機会が多かったような気がするんだけど…。

日本では出光興産や日産自動車、味の素などのCMソングに使用されていますね。
だから、耳にする機会が多かったんだと思いますよ。

なるほど、そういうことね。
10ccの「アイム・ノット・イン・ラヴ」と言えば、コーラスが重厚な印象だよね。

確かに「アイム・ノット・イン・ラヴ」は、壮大なバックコーラスが有名ですよね。Wikipediaによると、「エンジニアを務めたスチュワート以外の10㏄のメンバー3人のユニゾンを多重録音することによって創られている。ユニゾンが多重録音されたテープは半音ずつずらしたコード13音が16トラック分オーバー・ダビングされた。それを3人分重ね、艶やかな624人分のコーラスを収録したテープが用意された。」と書かれていますよ。気が遠くなりそうです…。

そう言えば、クイーンも「ボヘミアン・ラプソディー」で多重録音しているよね?

クイーンは、「ボヘミアン・ラプソディー」のレコーディングに際して、当時主流の16トラックではなく24トラックで録音したそうです。コーラス部分の多重録音は、なんと180回も繰り返して録音され、コーラス部分の多重録音には3週間もかかったそうですよ。どちらも大変な作業ですね。

「アイム・ノット・イン・ラヴ」の発売は、「ボヘミアン・ラプソディー」より半年ぐらい前だけど、同じイギリスで、しかも同じ1975年(昭和50年)だよね。やっぱり、クイーンは「アイム・ノット・イン・ラヴ」の影響を受けたんだろうね。それとも、同じ時期に別々のグループが同じことを考えていたのかな…。

まぁ、その真相は分かりませんけど、10ccのグレアム・グールドマンがインタビューで、「クイーンは”I’m Not In Love”のマルチ・ハーモニーに触発されて”Bohemian Rhapsody”を作ったと思いますか?」という質問に対して、「僕は以前から“Bohemian Rhapsody”を絶対的に、そして途方もなくリスペクトしていると言ってきたから、それをかなり避けていたのかもしれない。“Une Nuit a Paris(10ccの3枚目のアルバム)”が先に出たと思う…これ以上は言わないよ」と答えていますね。

なるほどね。余り気にしないようにします。

1975年(昭和50年)のヒット曲「アイム・ノット・イン・ラヴ」10cc

1975年(昭和50年)ヒット曲

順位曲名歌手名売上枚数
1位昭和枯れすゝきさくらと一郎99.5万
2位シクラメンのかほり布施明87.9万
3位想い出まくら小坂恭子79.4万
4位時の過ぎゆくままに沢田研二79.1万
5位港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカダウン・タウン・ブギウギ・バンド77.7万
6位ロマンス岩崎宏美77.1万
7位22才の別れ70.8万
8位心のこり細川たかし70.7万
9位我が良き友よかまやつひろし70.1万
10位冬の色山口百恵52.9万