昭和枯れすゝき(さくらと一郎) 1974年(昭和49年)

今回ご紹介する1974年(昭和49年)のヒット曲は、さくらと一郎の「昭和枯れすゝき」です。
「昭和枯れすゝき」は、1974年(昭和49年)7月21日に発売されたさくらと一郎のシングルです。作詞:山田孝雄さん、作曲:むつひろしさん、編曲:伊部晴美さんとなっています。

大ヒット曲ですよね!
「貧~しさに~負けた~、いえ~世間に~負けた~、こ~の街も~追われ~た~、いっそ~きれいに~死のうか~♪」ってめっちゃ悲しい歌詞なんだよね。

「昭和枯れすゝき」は、150万枚を売り上げ、1975年(昭和50年)のオリコン年間ヒットチャート1位を記録しています。
また、第8回全日本有線放送大賞では大賞にも輝いています。

150万枚超えって凄いよね~

その「昭和枯れすゝき」ですが、1974年(昭和49年)7月21日に発売した当初はレコードの売れ行きが伸び悩んでいたそうです。
ただ、同じ1974年(昭和49年)の10月16日から放送開始された「時間ですよ昭和元年」の挿入歌として使われたことで、有線放送を中心に人気に火が付いたみたいです。
※画像は、萬象アカネ様のX投稿からお借りました。

あ~、「時間ですよ昭和元年」ってチラッと見たことがあるような気がする。
ところで、さくらと一郎って現在も活動されてますの?

さくらと一郎ですが、さくらは2代目になっているんですが、現在でも「さくらと一郎」として歌手活動を続けているそうですよ。

へ~、まだ現役なんですね!

ちなみに、一郎こと徳川一郎さんは、1948年生まれ、静岡県の出身です。初代さくらこと河野さくらさんは、1948年生まれ、福島県二本松市の出身です。2代目さくらこと、山岡さくらさんは、1956年生まれ、群馬県の出身です。

また、余談になりますが、シングル・ジャケットの絵は作家デビュー前の橋本治さんのイラストレーター時代の作品です。

これ切り絵なんだね。デザインが素敵!

1974年(昭和49年)のヒット曲「昭和枯れすゝき」さくらと一郎

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1974年(昭和49年)出来事

  • 戦後初のマイナス成長
  • 超能力ブーム
  • ジャイアンツの長島茂男現役引退
  • ガッツ石松がボクシング世界チャンピオンに
  • セブン-イレブン東京都江東区に第1号店を出店
  • 北の湖が史上最年少(21歳2か月)で第55代横綱昇進
  • ハローキティ誕生
  • ベルばら(ベルサイユのばら)ブーム
  • 井上陽水「氷の世界」が大ヒット
  • 西城秀樹がソロ歌手として史上初となる日本のスタジアムでのコンサートを大阪スタヂアム(大阪球場)で開催

1974年(昭和49年)ヒット曲

  1. なみだの操 殿さまキングス
  2. あなた 小坂明子
  3. うそ 中条きよし
  4. ふれあい 中村雅俊
  5. 恋のダイヤル6700 フィンガー5
  6. 夫婦鏡 殿さまキングス
  7. くちなしの花 渡哲也
  8. 激しい恋 西城秀樹
  9. 積木の部屋 布施明
  10. 学園天国 フィンガー5
  11. 追憶 沢田研二
  12. 私は泣いています りりィ
  13. 精霊流し グレープ
  14. 小さな恋の物語 アグネス・チャン
  15. ひと夏の経験 山口百恵
  16. よろしく哀愁 郷ひろみ
  17. 岬めぐり 山本コウタローとウィークエンド
  18. 二人でお酒を 梓みちよ
  19. 夜空 五木ひろし
  20. ちっぽけな感傷 山口百恵