今回ご紹介する1975年(昭和50年)のヒット曲は、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド4作目のシングル「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」です。
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は、1975年(昭和50年)に発売されたダウン・タウン・ブギウギ・バンド4作目のシングル曲です。作詞:阿木燿子さん、作曲:宇崎竜童さん、編曲:ダウン・タウン・ブギウギ・バンドとなっています。
「ちょっと前なら憶えちゃいるが、1年前だとチト判らねぇなぁ~♪」って、ず~っとセリフが続いて、最後に「あんた、あの娘のなんなのさ!」って言うんだよね。
かなりインパクトが強い曲だった印象です!
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」ですが、オリコンチャートでは5週に渡り1位を獲得、累計売上はミリオンセラーに達しています。また、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドは、この曲の大ヒットで「第26回NHK紅白歌合戦」に初出場をししていますよ。
当時、「あんた、あの娘のなんなのさ!」ってフレーズが流行ったし、一種の社会現象みたいな感じで盛り上がったからね~
確かに、当時は何かにつけて「あんた、あの娘のなんなのさ!」って言ってた記憶がありますねw さて、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」ですが、阿木燿子さんの作詞家としてのデビュー曲なのだそうです。
阿木燿子さんと宇崎竜童さんのご夫婦は大ヒットを連発してますけど、阿木燿子さんのデビューがこの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」なんですね。
ちなみに、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」ですが、横浜と横須賀がそのままタイトルに入っていることもあり、神奈川県の「ご当地ソング」の1つとなっています。
神奈川のご当地ソングってどんな曲があるのかな?
神奈川県のご当地ソングってたくさんあるんですが、例えば、いしだあゆみさんの「ブルー・ライト・ヨコハマ」、青江三奈さんの「伊勢佐木町ブルース」、山口百恵さんの「横須賀ストーリー」、五木ひろしさんの「よこはま・たそがれ」などがありますよね。
あ~、なるほどね!他にも湘南とか鎌倉なんてのもありそうですね。
余談になりますが、発売当初は後にB面になる「カッコマン・ブギ」をA面にして発売されたそうです。ところが、発売前に「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が有線チャートで急上昇したことを受け、急遽、発売1か月後に「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」をA面に格上げして再発売したのだそうです。
つまり、「カッコマン・ブギ」がA面のレコードも存在してるってことね。
個人的には、「カッコマン・ブギ」の方が好きだったなw
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1975年(昭和50年)出来事
- 山陽新幹線(岡山~博多間)開業
- 紅茶キノコブーム
- ウイングスの初の来日公演が中止(外務省による入国拒否)
- 第一次ディスコ・ブーム
- 西城秀樹が日本人のソロ歌手として史上初となる日本武道館でのコンサートを開催
- 沖縄国際海洋博覧会開幕
- 日本初の家庭用テレビゲーム機「テレビテニス」を発売