今回ご紹介する1975年(昭和50年)のヒット曲は、沢田研二さんの「時の過ぎゆくままに」です。
「時の過ぎゆくままに」は、1975年(昭和50年)8月21日に発売された沢田研二さんの14枚目のシングルです。
沢田研二さんが主演を務めたテレビドラマ「悪魔のようなあいつ」の挿入歌として使用され、大ヒットを記録しました。作詞:阿久悠さん、作曲・編曲:大野克夫さんとなっています。
※画像は、腐女子の品格様からお借りしました。
「悪魔のようなあいつ」は、三億円事件をテーマにしたドラマだよね。
今の人は三億円事件って言われても知らないだろうけど…
「時の過ぎゆくままに」は、その主題歌だったんだ。それは知らなかったな。
沢田研二さんの隣に写っているのは、藤竜也さんだよね。
「時の過ぎゆくままに」ですが、第6回日本歌謡大賞放送音楽賞、第4回FNS歌謡祭・下期優秀歌唱賞、第1回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭・年間話題賞など数多くの賞を受賞しています。
また、「第26回NHK紅白歌合戦」でも沢田研二さんが歌っていますよ。
賞を総なめって感じだね。
「時の~、過行くままに~♪」の「に~♪」って言い方が個人的には好きだったな。
何か、ちょっと潰したような歌い方…
あなた、結構、変な趣味してますよね。前から思ってましたけど…
余談にはなりますが、ザ・タイガース時代から一貫して沢田研二さんと活動を共にしてきた岸部修三さんは「悪魔のようなあいつ」に出演し、俳優に転向されています。
1976年(昭和50年)には現在の芸名である岸部一徳に改名されています。
※画像は、Wikipediaからお借りしました。
あ~、岸部一徳さんね!今では色々なドラマや映画に欠かせない、名バイプレーヤーの地位を確立されていますよね。
ところで、「時の過ぎゆくままに」ですが、オリコン週間チャートでは5週連続1位を獲得、累計売上90万枚超で沢田研二さんのシングルの中では最大の売上げとなっています。
これは、正直、意外でした。もっとノリの良い、派手は曲が売れたんだとばかり思っていました。個人的には「危険なふたり」が好きです!
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1975年(昭和50年)出来事
- 山陽新幹線(岡山~博多間)開業
- 紅茶キノコブーム
- ウイングスの初の来日公演が中止(外務省による入国拒否)
- 第一次ディスコ・ブーム
- 西城秀樹が日本人のソロ歌手として史上初となる日本武道館でのコンサートを開催
- 沖縄国際海洋博覧会開幕
- 日本初の家庭用テレビゲーム機「テレビテニス」を発売