今回ご紹介する1979年(昭和54年)のヒット曲は、甲斐バンドの「安奈」です。
「安奈」は、1979年(昭和54年)10月5日に発売された甲斐バンド13枚目のシングルで、作詞・作曲:甲斐よしひろさん、編曲:甲斐バンドとなっています。
昔は、甲斐バンドの「安奈」と言えば、スナックで歌っている人が多かったよね。僕の場合、原曲を聞く前にスナックで人が歌うのを聞いたのが最初だったかな?
「寒い夜だった~、苛く悲しい~、一人きりの~、長い夜だ~った~♪」って始まりだよね。
甲斐バンドの「安奈」ですが、オリコン最高4位、42.4万枚を売り上げ、「裏切りの街角」「HERO(ヒーローになる時、それは今)」に続く、大ヒットになりました。
甲斐バンドのこの3曲は、全て知ってます!
「安奈」のアイディアについて、甲斐よしひろさんは、たまたま立ち寄った函館のバーで1番の歌詞を思いつきコースターの裏に書き留め、2番の歌詞は渋谷のバーで思いついたらしいですよ。
ちなみに、曲のモデルの一人はフランス女優アンナ・カリーナなんだそうです。
※画像は、harumari TOKYO様からお借りしました。
安奈のモデルが外国人だったとは知らなかったよ!
私も安奈のモデルが外国人だなんて思いもしませんでした。モデルとなったアンナ・カリーナの名前は知ってたけど、キュートな女性ですよね。
しかし、歌詞を思いつくのが函館のバー、渋谷のバーと、いつも酒場ってところが、甲斐よしひろさんらしいよねw
また、「安奈」のイントロのギターは、浜田省吾さんが弾いているそうです。
甲斐よしひろさんとハマショーが接点があるなんて知らなかった!
どちらも大好きなんだよね~
甲斐よしひろさんの話だと、「『安奈』のレコーディングをしてる時に浜田くんと食事に行こうってなってて彼がスタジオに迎えに来てた。そのレコーディングが延びて、テイク2を録ってる時に生ギターがいなくて、ちょっと見たら浜田くんがいるから、『ちょっと生ギターやってくれる?』って。彼が全部生ギターやってくれた」ということのようですよ。
へ~、甲斐よしひろさんが、浜田省吾さんのことを「浜田くん」って言うの面白いね。でも、そんなところで接点があるんだね。
ところで、ギターと言えば、「翼あるもの」という曲のギターがかっこいいんだよね。昔、知り合いのバンドが、「翼あるもの」をコピーしていて、かっこいい曲だなって思ったんだんよ。
「翼あるもの」は、1978年(昭和53年)にリリースされた、甲斐バンドの5作目のオリジナル・アルバム「誘惑」のA面5曲目に入っている曲ですね。
ライブでやるんだけど、途中から超盛り上がる曲なんですよ。昔から好きな曲だったんだけど、レコード借りてまで…ってところで、今は、YouTubeで手軽に見れてホントに便利です。
それでは、甲斐バンドの「安奈」「翼あるもの」の2曲をどうぞ!
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1979年(昭和54年)
- インベーダー・ゲームが大流行
- 福岡国際マラソンで瀬古利彦さんが優勝
- 広島カープが初の日本一
- サーフィン・ブーム
- 第2次石油危機
- 東京で先進国首脳会議が開催
- 第1回国公立大学共通1次試験を実施(受験者32万7,163人)
1979年(昭和54年)のヒット曲ランキング
- 夢追い酒 (渥美二郎)
- 魅せられて (ジュディ・オング)
- おもいで酒 (小林幸子)
- 関白宣言 (さだまさし)
- 北国の春 (千昌夫)
- ガンダーラ (ゴダイゴ)
- YOUNG MAN (西城秀樹)
- チャンピオン (アリス)
- みちづれ( 牧村三枝子)
- カメレオン・アーミー (ピンク・レディー)
- いとしのエリー (サザンオールスターズ)
- カリフォルニア・コネクション (水谷豊)
- HERO~ヒーローになる時、それは今 (甲斐バンド)
- 銀河鉄道999 (ゴダイゴ)
- きみの朝 (岸田智史)
- 花街の母 (金田たつえ)
- モンキー・マジック( ゴダイゴ)
- セクシャル・バイオレットNo.1 (桑名正博)
- ビューティフル・ネーム (ゴダイゴ)
- いい日旅立ち (山口百恵)