今回ご紹介する1979年(昭和54年)のヒット曲は、桑名正博さんの「セクシャルバイオレットNo.1」です。
「セクシャルバイオレットNo.1」は、1979年(昭和54年)7月21日にリリースされた桑名正博さんの4枚目のシングルです。作詞:松本隆さん、作曲:筒美京平さん、編曲:桑名正博&ティアードロップス、戸塚修さんとなっています。
桑名正博さんの「セクシャルバイオレットNo.1」ってイントロからカッコいいいんだよね。サビの「情熱の朱、哀愁の青、今混ぜながら、夢の世界へ、あ~、そこから先は~♪」の後の「You make me feel good」ってところが好きなんですよ。
今回は、結構、突っ込んできましたねw
さて、桑名正博さんの「セクシャルバイオレットNo.1」ですが、1979年(昭和54年)にカネボウのキャンペーンCMソングとして起用され、オリコンランキング最高1位を獲得、約60万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
そうそう、カネボウのCMソングだったんだよね。
当時、化粧品のCMソングは、出せばヒットするみたいな感じでしたからね。
このときのカネボウのキャンペーンCMソング歌手の選出では、沢田研二さん、松山千春さんが本命と言われていたそうなんですが、当時のディレクターさんの働きかけで、桑名正博さんが選ばれたんだそうです。
まぁ、そこらへんの事情は分かりませんけどね。ただ、結果的には大ヒットになったんだから、結果オーライじゃないですかね。
結果オーライのついでに、この「セクシャルバイオレットNo.1」が大ヒットして、日本各地をコンサートでまわっていた頃に前座をやっていたのが「ザ・ロッカーズ」で、ボーカルは後に俳優として有名になる陣内孝則さんだったそうですよ。
※画像は、FUKUOKA BEAT REVOLUTION様からお借りしました。
「ザ・ロッカーズ」時代の陣内孝則さん、懐かしいなぁ~。今では俳優として有名だけど、昔はロックやってたんだよね~
話は変わるけど、「セクシャル バイオレットNo.1」って何かの曲に似ているって話題になってなかったっけ?
それですが、「セクシャル バイオレットNo.1」のイントロが、キッスの「ラヴィン・ユー・ベイビー」のパクリではないかとだいぶ話題になりましね。まぁ、似ていると言えば似ているんですけど、イントロのところだけですのでこの程度は許されるんじゃないでしょうか。
これまで、国内外の色んな曲を紹介してきたけど、似ている曲は確かにあるし、一部だけって言うと、めちゃくちゃあるよね。その点、許容範囲ではないかと…
余談になってしまいますが、「セクシャルバイオレットNo.1」というフレーズ(タイトル)は、タイアップ先のカネボウが提示したもので、作詞を担当する松本隆さんは「こんなダサい言葉は外してほしい。こんな言葉を入れて歌詞を書けない」と拒否したんだそうですよ。ただ、CMソングだと言うことで押し切られて、結局、歌詞中でも使用することになったんだそうです。
そいう言えば、確かに「セクシャルバイオレットNo.1」って、いったいなんのこっちゃみたいなところはあるよね。
まぁ、そんなことは気にしないで桑名正博さんの「セクシャルバイオレットNo.1」を聞いてみましょう!
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1979年(昭和54年)
- インベーダー・ゲームが大流行
- 福岡国際マラソンで瀬古利彦さんが優勝
- 広島カープが初の日本一
- サーフィン・ブーム
- 第2次石油危機
- 東京で先進国首脳会議が開催
- 第1回国公立大学共通1次試験を実施(受験者32万7,163人)
1979年(昭和54年)のヒット曲ランキング
- 夢追い酒 (渥美二郎)
- 魅せられて (ジュディ・オング)
- おもいで酒 (小林幸子)
- 関白宣言 (さだまさし)
- 北国の春 (千昌夫)
- ガンダーラ (ゴダイゴ)
- YOUNG MAN (西城秀樹)
- チャンピオン (アリス)
- みちづれ( 牧村三枝子)
- カメレオン・アーミー (ピンク・レディー)
- いとしのエリー (サザンオールスターズ)
- カリフォルニア・コネクション (水谷豊)
- HERO~ヒーローになる時、それは今 (甲斐バンド)
- 銀河鉄道999 (ゴダイゴ)
- きみの朝 (岸田智史)
- 花街の母 (金田たつえ)
- モンキー・マジック( ゴダイゴ)
- セクシャル・バイオレットNo.1 (桑名正博)
- ビューティフル・ネーム (ゴダイゴ)
- いい日旅立ち (山口百恵)