ラジオスターの悲劇(バグルス) 1979年(昭和54年)

今回ご紹介する1979年(昭和54年)のヒット曲は、バグルスの「ラジオ・スターの悲劇」です。
「ラジオ・スターの悲劇(Video Killed the Radio Star)」は、1979年(昭和54年)9月7日にリリースされたバグルスのデビュー曲です。作詞・作曲 ジェフ・ダウンズ、トレヴァー・ホーン、ブルース・ウーリーとなっています。

バグルスの「ラジオ・スターの悲劇」は知ってますよ!「Video Killed the Radio Star♪Video Killed the Radio Star♪」ってポップな感じの曲でしたよね。途中で入る女性コーラスの「アーワ、アーワ♪」ってところが好きでした。

バグルスの「ラジオ・スターの悲劇」ですが、シンセサイザー・サウンドとキャッチーなメロディラインが受けて、全英シングルチャートで1位、オーストラリアでも1位、世界16カ国で1位を獲得するなど世界的な大ヒットとなりました。
ただ、アメリカでは最高40位止まりなんですよね。お国柄なんでしょうか。

アメリカは、やっぱりロック系が好きなのかな?

このバグルスの「ラジオ・スターの悲劇」ですが、「MTV」で放送された最初の音楽ビデオなんですよね。ご存じないお若い方のために説明しておきますと、「MTV(エムティーヴィー)」というのは、アメリカのケーブルチャンネルで、24時間ポピュラー音楽のビデオクリップを流し続ける音楽専門チャンネルのことです。この時代の音楽番組の代名詞的存在とも言えます。
その「MTV」が開局した、1981年(昭和56年)8月1日の0:15からの第1曲目としてオンエアされたのがこのバグルスの「ラジオ・スターの悲劇」でした。

バグルスの「ラジオ・スターの悲劇」は、確かにMTVで何度も見てたからその頃の曲かと思っていたけど、MTVが誕生する前からミュージックビデオを作っていたってことなんだね。
80年代は、「MTV」が大流行して、いたるところで有名アーティスのプロモーションビデオを見ることができたんだよね。

確かにその通りでしたよね。バグルスの「ラジオ・スターの悲劇」は、80年代の幕開けを告げた名曲なのかもしれません。

バグルスの二人もそれぞれ大活躍してるよね。

バグルズはトレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズのデュオですが、トレヴァー・ホーンはこのあと、プロデューサーとしてイエスの「ロンリー・ハート(Owner of a Lonely Heart)」やフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(Frankie Goes to Hollywood)などを手掛けるなど、華々しい活躍をしています。

イエスもフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドも大好き♪

一方、ジェフ・ダウンズはキーボード奏者として、このあとイエスに加入、その後、エイジアを立ち上げ大成功を収めます。

うわ~、エイジアも大好き!

トレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズの二人って、本当に凄い才能の塊なんでしょうね!

1979年(昭和54年)のヒット曲「ラジオ・スターの悲劇」バグルス

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1979年(昭和54年)

  • インベーダー・ゲームが大流行
  • 福岡国際マラソンで瀬古利彦さんが優勝
  • 広島カープが初の日本一
  • サーフィン・ブーム
  • 第2次石油危機
  • 東京で先進国首脳会議が開催
  • 第1回国公立大学共通1次試験を実施(受験者32万7,163人)

1979年(昭和54年)のヒット曲ランキング

  1. 夢追い酒 (渥美二郎)
  2. 魅せられて (ジュディ・オング)
  3. おもいで酒 (小林幸子)
  4. 関白宣言 (さだまさし)
  5. 北国の春 (千昌夫)
  6. ガンダーラ (ゴダイゴ)
  7. YOUNG MAN (西城秀樹)
  8. チャンピオン (アリス)
  9. みちづれ( 牧村三枝子)
  10. カメレオン・アーミー (ピンク・レディー)
  11. いとしのエリー (サザンオールスターズ)
  12. カリフォルニア・コネクション (水谷豊)
  13. HERO~ヒーローになる時、それは今 (甲斐バンド)
  14. 銀河鉄道999 (ゴダイゴ)
  15. きみの朝 (岸田智史)
  16. 花街の母 (金田たつえ)
  17. モンキー・マジック( ゴダイゴ)
  18. セクシャル・バイオレットNo.1 (桑名正博)
  19. ビューティフル・ネーム (ゴダイゴ)
  20. いい日旅立ち (山口百恵)