ラヴィン・ユー・ベイビー(キッス) 1979年(昭和54年)

今回ご紹介する1979年(昭和54年)のヒット曲は、キッスの「ラヴィン・ユー・ベイビー」です。
「ラヴィン・ユー・ベイビー(I Was Made For Lovin’ You)」は、1979年(昭和54年)5月に発表されたキッスのシングルです。作詞・作曲:ポール・スタンレー、デズモンド・チャイルドとなっています。

キッスの「ラヴィン・ユー・ベイビー」は、めちゃんこ流行りましたね~
サビが、「TI was made for loving you, Baby. You were made for loving me♪」って言うんですよね。

「ラヴィン・ユー・ベイビー」ですが、キッスの全レパートリーの中では異色のディスコ・ビートの楽曲ですよね。

そうそう!ロックって感じじゃなくて、16ビートにハードロックのギターが乗ってるって感じだよね。

「ラヴィン・ユー・ベイビー」は、アルバム「地獄からの脱出(Dynasty)」から最初にシングル・カットされた楽曲で、ビルボードチャートでは最高11位を獲得しています。また、売上では、ミリオン・セラーを記録し、キッスにとって2番目のゴールド・シングルとなりました。アメリカ以外でも、日本、ヨーロッパ、オーストラリアをはじめ世界中で大ヒットとなりました。

この曲が2番目ってことは、キッスで、「ラヴィン・ユー・ベイビー」よりも売れたシングルって何があるの?

1976年(昭和51年)に発売された「地獄の軍団(Destroyer)」からのシングルカット曲で、「ベス(Beth)」が最大のヒット曲になります。ドラムのピーター・クリスがボーカルですが、良い声してますよね。

嫌いじゃないけど、「ベス(Beth)」って、キッスっぽくないよね。

実は、ジーン・シモンズもポール・スタンレーも、「KISSの曲らしくない」と「ベス(Beth)」をアルバムに入れるのを反対したそうですよ。ただ、、結果的には大ヒットになったということなんですね。

「ラヴィン・ユー・ベイビー」も「ベス(Beth)」」も、正直、キッスぽくないと個人的には思うんだけど、ヒットしているんだから、世の中の受けは良かったってことなんだね。

まぁ、そういうことになりますよね。
余談になりますが、「ラヴィン・ユー・ベイビー」は、替え歌ですが、キヤノン・EOS Kissのコマーシャルソングとして使われていました。

このCMは見たことがあるよ。久々にキッスの曲を聞いて嬉しかったんだよね。

よくできたCMですよね。

ということで、キッスの「ラヴィン・ユー・ベイビー」を聞いてみましょう。

1979年(昭和54年)のヒット曲「ラヴィン・ユー・ベイビー」キッス

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1979年(昭和54年)

  • インベーダー・ゲームが大流行
  • 福岡国際マラソンで瀬古利彦さんが優勝
  • 広島カープが初の日本一
  • サーフィン・ブーム
  • 第2次石油危機
  • 東京で先進国首脳会議が開催
  • 第1回国公立大学共通1次試験を実施(受験者32万7,163人)

1979年(昭和54年)のヒット曲ランキング

  1. 夢追い酒 (渥美二郎)
  2. 魅せられて (ジュディ・オング)
  3. おもいで酒 (小林幸子)
  4. 関白宣言 (さだまさし)
  5. 北国の春 (千昌夫)
  6. ガンダーラ (ゴダイゴ)
  7. YOUNG MAN (西城秀樹)
  8. チャンピオン (アリス)
  9. みちづれ( 牧村三枝子)
  10. カメレオン・アーミー (ピンク・レディー)
  11. いとしのエリー (サザンオールスターズ)
  12. カリフォルニア・コネクション (水谷豊)
  13. HERO~ヒーローになる時、それは今 (甲斐バンド)
  14. 銀河鉄道999 (ゴダイゴ)
  15. きみの朝 (岸田智史)
  16. 花街の母 (金田たつえ)
  17. モンキー・マジック( ゴダイゴ)
  18. セクシャル・バイオレットNo.1 (桑名正博)
  19. ビューティフル・ネーム (ゴダイゴ)
  20. いい日旅立ち (山口百恵)