タイム・トラベル(原田真二) 1978年(昭和53年)

今回ご紹介する1978年(昭和53年)のヒット曲は、原田真二さんの「タイム・トラベル」です。
「タイム・トラベル」は、1978年(昭和53年)4月10日にリリースされた原田真二さん4作目のシングルとなります。作詞:松本隆さん、作曲・編曲:原田真二さんとなっています。

始まりは「街の外れの旧~い、館が君の家~♪」だけど、個人的には、サビの「うぅ~う、時間旅行のツアーはいかが?い~かがなもの♪」がものすごく印象に残っている曲ですね。

原田真二さんの「タイム・トラベル」ですが、オリコンランキングは自己の最高4位となっています。売上は「キャンディ」とほぼ同数の26万枚を突破しています。

そう言えば、スピッツが原田真二さんの「タイム・トラベル」をカバーしていたような記憶があるんだけど…

西島秀俊さんにとって民放連続ドラマ初主演作となった2011年(平成23年)10月放送の「僕とスターの99日」の主題歌としてスピッツが「タイム・トラベル」をカバーしていますね。

原田真二さんの声も高いんだけど、草野マサムネさん、何ら違和感なくカバーしてるよね~

さて、話を「タイム・トラベル」に戻しますと、前作「シャドー・ボクサー」までは原田真二さんがデビュー前に書き下ろしていた曲だったのですが、この「タイム・トラベル」は、デビュー後に作った曲となります。

なるほど!ここからは、曲の作り方も変わったんだね。

そうですね。「タイム・トラベル」は、松本隆さんが先に作った詞に、原田真二さんがメロディを乗せて作ったものになります。歌詞を読むと分かるのですが、内容がストーリー仕立てで字数も多いことから、原田真二さんも最初は困惑したそうですよ。

困惑しつつも、こんな素晴らしい曲が出来上がるんだからすごいよね。

原田真二さんですが、この「タイム・トラベル」で「第29回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしています。

 

1978年(昭和53年)のヒット曲「タイム・トラベル」原田真二

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1978年(昭和53年)出来事

  • キャンディーズが後楽園でサヨナラコンサート
  • ピンク・レディーが大人気
  • ディスコブーム
  • ファミレスブーム
  • 成田新東京国際空港が開港
  • 江川卓が空白の1日で巨人軍に入団へ(江川騒動)
  • 福田内閣が総辞職し、大平内閣が成立

1978年(昭和53年)のヒット曲ランキング

  1. UFO (ピンク・レディー)
  2. サウスポー (ピンク・レディー)
  3. モンスター (ピンク・レディー)
  4. 君のひとみは10000ボルト (堀内孝雄)
  5. 微笑がえし (キャンディーズ)
  6. 透明人間 (ピンク・レディー)
  7. カナダからの手紙 (平尾昌晃・畑中葉子)
  8. Mr.サマータイム (サーカス)
  9. 時間よ止まれ (矢沢永吉)
  10. わかれうた (中島みゆき)