プレイバックPart2(山口百恵) 1978年(昭和53年)

今回ご紹介する1978年(昭和53年)のヒット曲は、山口百恵さんの「プレイバックPart2」です。
「プレイバックPart2」は、1978年(昭和53年)5月1日にリリースされた山口百恵さんの22枚目のシングルです。作詞:阿木燿子さん、作曲:宇崎竜童さん、編曲:萩田光雄さんとなっています。

「プレイバックPart2」と言えば、最初の「緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ♪」なんだけど、個人的には、「交差点では隣の車がミラーこすったと、怒鳴っているからついつい私も大声になる」「馬鹿にしないでよ!そっちのせいよ!」っていう歌詞がめっちゃ印象に残ってます!今なら、TiktokやYoutubeにアップされてしまいそうな出来事です…

さて、山口百恵さんの「プレイバックPart2」ですが、1976年(昭和51年)の「赤い衝撃」以来となる50万枚以上のセールスを記録しています。

かなり流行りましたからね。
ところで、歌詞に出てくる「プレイバック」ってどんな意味で使われてるの?

歌詞に出てくる「Play Back」ですが、「巻き戻し」を意味しています。今、起きている出来事をきっかけに「ちょっと待って!」「Play Back!Play Back!」と時間を巻き戻し、昨晩の出来事を思い起こすという展開になっています。

なるほど~、そんな曲の構成になってたんだ~

また、2番の歌詞には「勝手にしやがれ」が出てきますが、これは沢田研二さんの「勝手にしやがれ」を連想させるような設定になっていますね。

確かに、男が「勝手にしやがれ!出ていくんだろ」って言ったのに対して、女が「これは昨晩のあなたのセリフ」って続くよね。ちょっとアンサーソングみたいな設定になってるんだね。

そうなんです。山口百恵さんの「プレイバックPart2」は、沢田研二さんの「勝手にしやがれ」のアンサーソングと一般的には考えられているようです。

ところで、「プレイバックPart2」ということは、「プレイバックPart1」って言う曲もあるのかな?

1978年(昭和53年)6月21日にリリースされた山口百恵さんのベスト・アルバム「THE BEST プレイバック」のA面1曲目に「プレイバック Part 1」が収録されていますよ。

へ~、そうなんだね!知らなかった!

ということで、「プレイバック Part 2」と「プレイバック Part 1」の動画をお届けしますね。

1978年(昭和53年)のヒット曲「プレイバックPart2」山口百恵

1978年(昭和53年)「プレイバックPart1」山口百恵

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1978年(昭和53年)出来事

  • キャンディーズが後楽園でサヨナラコンサート
  • ピンク・レディーが大人気
  • ディスコブーム
  • ファミレスブーム
  • 成田新東京国際空港が開港
  • 江川卓が空白の1日で巨人軍に入団へ(江川騒動)
  • 福田内閣が総辞職し、大平内閣が成立

1978年(昭和53年)のヒット曲ランキング

  1. UFO (ピンク・レディー)
  2. サウスポー (ピンク・レディー)
  3. モンスター (ピンク・レディー)
  4. 君のひとみは10000ボルト (堀内孝雄)
  5. 微笑がえし (キャンディーズ)
  6. 透明人間 (ピンク・レディー)
  7. カナダからの手紙 (平尾昌晃・畑中葉子)
  8. Mr.サマータイム (サーカス)
  9. 時間よ止まれ (矢沢永吉)
  10. わかれうた (中島みゆき)