今回ご紹介する1976年(昭和51年)のヒット曲は、荒井由実さん(現:松任谷由実)の「翳りゆく部屋」です。
「翳りゆく部屋」は、1976年(昭和51年)3月5日にリリースされた荒井由実さん(現:松任谷由実)の7枚目のシングルです。作詞・作曲:荒井由実さん、編曲:松任谷正隆さんとなっています。
「翳りゆく部屋」は荒井由実時代のユーミンの曲の中でも好きな曲でしたね。
「窓辺に置いた椅子に~もたれ~、あ~な~たは~夕陽見てた~♪」
「翳りゆく部屋」は、オリコンチャートの最高順位は10位、累計25.6万枚のセールスを記録しています。また、荒井由実時代の最後のシングルでもあります。
この時代のユーミンの曲は、そこまで売れたって訳じゃないんだね。
やっぱりバブル時代に入ってからなんだろうけど…
でも、荒井由実時代も本当に良い曲が多いんだよね~
「翳りゆく部屋」ですが、荒井由実さんが14歳の時に作った「マホガニーの部屋」という曲が原型となっているそうですよ。この曲に加橋かつみさん歌詞をつけて「愛は突然に…」というタイトルで1971年(昭和46年)5月にリリースされています。
加橋かつみさんは知っているけど、「愛は突然に…」って曲は知らないなぁ~
その後、オリジナルの「マホガニーの部屋」は、コード進行はそのままに新たなメロディーが加えられ、歌詞を全面的に書き換え、改題の上で新曲として発表されたのが「翳りゆく部屋」なんだそうです。
つまり、オリジナルの「マホガニーの部屋」は、二つに枝分かれして、ひとつは「愛は突然に…」としてリリースされて、もうひとつは「翳りゆく部屋」としてリリースされたってことなんだね。よ~分からんけどw
そういうことになりますね。
さて、レコーディングに使用されたパイプオルガンですが、目白の東京カテドラル教会のものだそうです。また、プロモーションビデオも東京カテドラル教会で撮影されたそうです。
パイプオルガンがとっても厳かな雰囲気を出していて、「翳りゆく部屋」にほんとピッタリなんだよね。
1976年(昭和51年)ヒット曲
順位 | 曲名 | 歌手名 | 売上枚数 |
---|---|---|---|
1位 | およげ!たいやきくん | 子門真人 | 453.6万 |
2位 | ビューティフル・サンデー | ダニエル・ブーン | 190.9万 |
3位 | 北の宿から | 都はるみ | 87.7万 |
4位 | 木綿のハンカチーフ | 太田裕美 | 86.7万 |
5位 | 岸壁の母 | 二葉百合子 | 77.4万 |
6位 | 俺たちの旅 | 中村雅俊 | 75.7万 |
7位 | あなただけを | あおい輝彦 | 72.3万 |
8位 | 横須賀ストーリー | 山口百恵 | 65.4万 |
9位 | わかって下さい | 因幡晃 | 61.4万 |
10位 | あの日にかえりたい | 荒井由実 | 53.9万 |