今回ご紹介する1976年(昭和51年)のヒット曲は、山口百恵さんの「横須賀ストーリー」です。
「横須賀ストーリー」は、1976年(昭和51年)6月21日にリリースされた山口百恵さんの13枚目のシングルです。作詞:阿木燿子さん、作曲:宇崎竜童さんとなっています。
山口百恵さんの曲って歌詞がインパクト強いのが多かったけど、これもそうですよね。「これっきり、これっきり、もう~、これっきり~ですか~?」だよね?
「横須賀ストーリー」ですが、累計売上は80万枚以上を記録、山口百恵さんにとっては最大のヒットシングルとなっています。※レコード会社調べでは「いい日旅立ち」「冬の色」が「横須賀ストーリー」の売上を上回っているそうです。
まぁ、いっぱいテレビでも流れていたからね~
この「横須賀ストーリー」ですが、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を前年の1975年(昭和50年)にヒットさせた作詞:阿木燿子さん、作曲:宇崎竜童さんのコンビを山口百恵さん自ら指名して生まれたんだそうです。
※画像は、山口百恵 | ソニーミュージックオフィシャルサイト様からお借りしました。
阿木燿子さんと宇崎竜童さんご夫妻も、数多くのヒット曲を世に出されましたよね。
この「横須賀ストーリー」がナンバーワン・ヒットとなったことで、早熟な少女のイメージから新しい山口百恵像へのリセットを成功させたと言われていますね。
なるほど!それ分かる気がする!
余談にはなりますが、横須賀は山口百恵さんが小学2年から中学までを過ごした思い出の土地であることや、作詞を担当した阿木燿子さんの両親が横須賀在住だったため、最初にこの「横須賀ストーリー」というタイトルを決めてから曲作りに入ったということですよ。
やっぱり曲作りにはイメージが大事なんだね。
山口百恵さんですが、1976年(昭和51年)の「第27回NHK紅白歌合戦」に3年連続3回目の出場を果たし、紅組のトップバッターとしてこの「横須賀ストーリー」を歌唱しています。
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1976年(昭和51年)出来事
- モントリオール五輪開催
- 学校給食に米飯が導入される
- アントニオ猪木対モハメド・アリの異種格闘技戦
- ロッキード事件
- 「クロネコヤマトの宅急便」がスタート
- 「ほっかほっか亭」の1号店オープン
- 鹿児島で日本初の五つ子誕生