今回ご紹介する1976年(昭和51年)のヒット曲は、田中星児さんの「ビューティフル・サンデー」です。
「ビューティフル・サンデー(Beautiful Sunday)」は、ダニエル・ブーンの楽曲で、日本では、田中星児さんがカバーしたバージョンが1976年(昭和51年)に大ヒットしました。
この曲も大ヒットしましたね!「さわ~や~か~な日曜~、降り~そ~そ~ぐ太陽~♪」ってね。
ダニエル・ブーンの元歌は、1972年(昭和47年)に大ヒットしているんですが、日本では、1975年(昭和50年)11月から「おはよう720」の「キャラバンII」のコーナーテーマとして起用されたことがきっかけのようです。なので、世界的にリバイバルヒットということではなく、日本だけで再ヒットしたんですね。
なるほど、そういうことなのね。
1976年(昭和51年)3月10日に発売された日本盤はオリコンの総合シングルチャートで15週にわたり1位となり累計で約200万枚を売り上げたとされています。
ダブルミリオンなんだね。
田中星児さんですが、は1976年(昭和51年)の「第27回NHK紅白歌合戦」でこの「ビューティフル・サンデー」を歌っています。この時は、当時田中星児さんがお兄さん役を務めていた「おかあさんといっしょ」から「ゴロンタ劇場」のゴロンタ・トムトム・チャムチャム、そしてトッポ・ジージョが応援役で出演したそうです。
※画像は、NHKアーカイブス様からお借りしました。
田中星児さんは、歌のお兄さんだったもんね。「ゴロンタ劇場」ってのは覚えていないんだけど、トッポ・ジージョは覚えているよ。懐かしなぁ~
田中星児さんの「ビューティフル・サンデー」ですが、翌1977年(昭和52年)の「第49回選抜高等学校野球大会」の入場行進曲に採用され、この時は、田中星児さんが開会式にゲスト出演しているそうです。
星児お兄さん、大活躍だね!
また、田中星児さんの「ビューティフル・サンデー」は、1981年(昭和56年)に中学校の音楽教科書に掲載された他、1986年(昭和61年)からは小学校の音楽教科書にも何度か掲載されたそうですよ。
いや~、教科書に載るまで行くと、歌手冥利に尽きるだろうね。
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1976年(昭和51年)出来事
- モントリオール五輪開催
- 学校給食に米飯が導入される
- アントニオ猪木対モハメド・アリの異種格闘技戦
- ロッキード事件
- 「クロネコヤマトの宅急便」がスタート
- 「ほっかほっか亭」の1号店オープン
- 鹿児島で日本初の五つ子誕生