ささやかなこの人生(風) 1976年(昭和51年)

今回ご紹介する1976年(昭和51年)のヒット曲は、風の「ささやかなこの人生」です。
「ささやかなこの人生」は、1976年(昭和51年)6月25日にリリースされた風の3枚目のシングルです。作詞・作曲ともに伊勢正三さんとなっています。

「ささやかなこの人生」は好きだったなぁ~
「花びらが~、散ったあ~との~、桜が~、とても~冷たく~されるよ~に~♪」だよね。

「ささやかなこの人生」なんですが、シングルカットはされているんですが、風のオリジナル・アルバムには収録されていないんです。なぜか、ベスト盤やコンピレーション・アルバムに収録されているようですよ。
ちなみに、累計売り上げは約21万枚となっています。

まぁ、めちゃくちゃ売れたってことじゃないんだね。
というか、そもそもテレビ番組で風を見たことがないような気がするんだよね。テレビに出てたらもっと売れたんだろうけど…。
だから風というグループのことはほとんど知らないのです。

風は、かぐや姫の伊勢正三さんと、猫の大久保一久さんが1975年(昭和50年)に結成したフォークデュオです。
伊勢正三さん…1951年生まれ、大分県津久見市の出身です。
大久保一久さん…1950年生まれ、広島県呉市の出身です。

伊勢正三さんって大分県の出身なんだ~
かぐや姫の南こうせつさんも大分県の出身だから、そのあたりで絡みがあるのかな?

風ですが、デビュー曲の「22才の別れ」が大ヒットした直後から、歌番組への出演オファー殺到したそうです。

まぁ、めちゃくちゃ売れたからそうなるよね~

それでも出演しなかった理由について所属事務所は「フォーク歌手としてそれぞれ主張を持っているので、その主張を十分に取り入れてうまく表現できるような企画がある番組であれば出演するでしょうが、そうでない普通の歌番組には当分出演することは無いと思う」と述べたそうですよ。

確かに、当時の歌番組って(今も変わらないのかもしれないけど)、意味の分からない演出とかたくさんあったし、フォークやニューミュージックの人たちがテレビに出るってことがそもそも珍しかったよね。

昭和の時代はテレビの影響度は抜群でしたから、歌手やアーティストが人気を得ようと思ったらテレビ番組に出演するのが自然の流れだったわけですが、1970年代になるとあえて「テレビに出ない」ことをスタンスとして打ち出す人が目立つようになりましたね。

そう言えば、ザ・ベストテンでも出ない人が結構いたよね。

吉田拓郎さんや中島みゆきさんもテレビには、なかなかでなかったですね。

確かに!

ただ、最初からテレビはダメってことではなくて、トラブルとか色々あってでなくなっちゃったというのが本当のようです。

テレビの世界ってよく分からない世界だからね…

1976年(昭和51年)のヒット曲「ささやかなこの人生」風

「動画を再生できません」と表示されている場合、「YouTubeで見る」から視聴することができます。リンク切れの場合は、こちらからご連絡下さい。


1976年(昭和51年)出来事

  • モントリオール五輪開催
  • 学校給食に米飯が導入される
  • アントニオ猪木対モハメド・アリの異種格闘技戦
  • ロッキード事件
  • 「クロネコヤマトの宅急便」がスタート
  • 「ほっかほっか亭」の1号店オープン
  • 鹿児島で日本初の五つ子誕生

1976年(昭和51年)アニメ

1976年(昭和51年)のヒット曲ランキング

  1. およげ!たいやきくん 子門真人
  2. ビューティフル・サンデー  ダニエル・ブーン
  3. 北の宿から 都はるみ
  4. 木綿のハンカチーフ 太田裕美
  5. 岸壁の母 二葉百合子
  6. 俺たちの旅 中村雅俊
  7. あなただけを  あおい輝彦
  8. 横須賀ストーリー 山口百恵
  9. わかって下さい 因幡晃
  10. あの日にかえりたい 荒井由実
  11. なごり雪 イルカ
  12. ビューティフル・サンデー  田中星児
  13. 赤いハイヒール 太田裕美
  14. めまい 小椋佳
  15. 山口さんちのツトム君  斉藤こず恵
  16. 愛に走って 山口百恵
  17. センチメンタル 岩崎宏美
  18. パールカラーにゆれて 山口百恵
  19. ソウル・ドラキュラ  ホット・ブラッド
  20. ファンタジー 岩崎宏美