今回ご紹介する1974年(昭和49年)のヒット曲は、伊藤咲子さんの「木枯しの二人」です。
「木枯しの二人」は、1974年(昭和49年)12月1日に発売された伊藤咲子さんの3枚目のシングルで、作詞:阿久悠さん、作曲・編曲:三木たかしさんとなっています。
「も~っと強く抱きしめてよ~、奪われないように~、固く固く折れる程に、その手で抱きしめて~♪」だよね。意外と覚えているんですね。
「木枯しの二人」ですが、伊藤咲子さんにとっては、初めて日本の作曲家による楽曲です(前作の「ひまわり娘」はシュキ・レヴィの作曲でした)。リリースが1974年(昭和49年)12月1日だったこともあり、翌年に渡ってセールスを伸ばし、伊藤咲子さんにとっては最大のヒット曲となっています。
「ひまわり娘」の方が売れたような気がするんだけど、「木枯しの二人」の方が売れたんだね。ちょっと意外でした。
曲とは余り関係がありませんが、「こがらし」は「木枯らし」という送り仮名が規範的なのですが、曲での正式の表記は「木枯しの二人」となっています。
「木枯らし」と「木枯し」ね。漢字だと「凩」って書くんだね。
「動画を再生できません」と表示されている場合、「YouTubeで見る」から視聴することができます。リンク切れの場合は、こちらからご連絡下さい。
1974年(昭和49年)出来事
- 戦後初のマイナス成長
- 超能力ブーム
- ジャイアンツの長島茂男現役引退
- ガッツ石松がボクシング世界チャンピオンに
- セブン-イレブン東京都江東区に第1号店を出店
- 北の湖が史上最年少(21歳2か月)で第55代横綱昇進
- ハローキティ誕生
- ベルばら(ベルサイユのばら)ブーム
- 井上陽水「氷の世界」が大ヒット
- 西城秀樹がソロ歌手として史上初となる日本のスタジアムでのコンサートを大阪スタヂアム(大阪球場)で開催