木枯しの二人(伊藤咲子) 1974年(昭和49年)

今回ご紹介する1974年(昭和49年)のヒット曲は、伊藤咲子さんの「木枯しの二人」です。
「木枯しの二人」は、1974年(昭和49年)12月1日に発売された伊藤咲子さんの3枚目のシングルで、作詞:阿久悠さん、作曲・編曲:三木たかしさんとなっています。

「も~っと強く抱きしめてよ~、奪われないように~、固く固く折れる程に、その手で抱きしめて~♪」だよね。意外と覚えているんですね。

「木枯しの二人」ですが、伊藤咲子さんにとっては、初めて日本の作曲家による楽曲です(前作の「ひまわり娘」はシュキ・レヴィの作曲でした)。リリースが1974年(昭和49年)12月1日だったこともあり、翌年に渡ってセールスを伸ばし、伊藤咲子さんにとっては最大のヒット曲となっています。

ひまわり娘」の方が売れたような気がするんだけど、「木枯しの二人」の方が売れたんだね。ちょっと意外でした。

曲とは余り関係がありませんが、「こがらし」は「木枯らし」という送り仮名が規範的なのですが、曲での正式の表記は「木枯しの二人」となっています。

「木枯らし」と「木枯し」ね。漢字だと「凩」って書くんだね。

1974年(昭和49年)のヒット曲「木枯しの二人」伊藤咲子

1974年(昭和49年)ヒット曲

順位曲名歌手名売上枚数
1位なみだの操殿さまキングス193.6万
2位あなた小坂明子164.9万
3位うそ中条きよし150.1万
4位ふれあい中村雅俊117.7万
5位恋のダイヤル6700フィンガー583.7万
6位夫婦鏡殿さまキングス79.4万
7位くちなしの花渡哲也77.5万
8位激しい恋西城秀樹58.4万
9位積木の部屋布施明55.4万
10位学園天国フィンガー554.0万