今回ご紹介する1974年(昭和49年)のヒット曲は、伊藤咲子さんの「木枯しの二人」です。
「木枯しの二人」は、1974年(昭和49年)12月1日に発売された伊藤咲子さんの3枚目のシングルで、作詞:阿久悠さん、作曲・編曲:三木たかしさんとなっています。
「も~っと強く抱きしめてよ~、奪われないように~、固く固く折れる程に、その手で抱きしめて~♪」だよね。意外と覚えているんですね。
「木枯しの二人」ですが、伊藤咲子さんにとっては、初めて日本の作曲家による楽曲です(前作の「ひまわり娘」はシュキ・レヴィの作曲でした)。リリースが1974年(昭和49年)12月1日だったこともあり、翌年に渡ってセールスを伸ばし、伊藤咲子さんにとっては最大のヒット曲となっています。
「ひまわり娘」の方が売れたような気がするんだけど、「木枯しの二人」の方が売れたんだね。ちょっと意外でした。
曲とは余り関係がありませんが、「こがらし」は「木枯らし」という送り仮名が規範的なのですが、曲での正式の表記は「木枯しの二人」となっています。
「木枯らし」と「木枯し」ね。漢字だと「凩」って書くんだね。