今回ご紹介する1981年(昭和56年)のヒット曲は、中村雅俊さんの「心の色」です。
「心の色」は、1981年(昭和56年)11月25日に発売された中村雅俊さんの15枚目のシングルです。作詞:大津あきらさん、作曲:木森敏之さんとなっています。
中村雅俊さんの「心の色」も流行りましたね。歌い出しは「受話器の向こうから聞こえる涙声♪」でしたよね。始まりは何となく物悲しい感じなんだけど、サビの「昇るサンライズ、見上げてごらんよ♪」 からドーンと力強さを感じる曲でしたね。
中村雅俊さんの「心の色」ですが、オリコンランキングでは最高1位を獲得、レコード売上69.7万枚の大ヒットとなりました。
「心の色」は、中村雅俊さんが主演したドラマ「われら動物家族」の主題歌でした。
「われら動物家族」って全く知らないドラマです…
私も知らないんですが、中村雅俊さんの他、森下愛子さん、渋谷哲平さん、時任三郎さんなどが出演していたようです。
ちなみに、第1話から第7話までは、堀江淳さんの「ルージュ」(作詞・作曲:堀江淳さん、編曲:船山基紀さん)という曲が主題歌だったそうです。で、「心の色」はエンディングだったらしいのですが、反響が大きかったことから第8話以降は、中村雅俊さんの「心の色」が主題歌になったんだそうですよ。
せっかくなので、堀江淳さんの「ルージュ」もアップしておきますね。
ごめん…「われら動物家族」も堀江淳さんの「ルージュ」も知りませんでした。
まぁ、れはおいておいて、中村雅俊さんはこの「心の色」の大ヒットで、「第33回NHK紅白歌合戦」へ初出場を果たしています。
中村雅俊さん、ヒット曲は多いと思うんだけど、ここで初登場なんだね。
余談ですが、この「心の色」の作詞者である大津あきらさんの実家近くの日本海に沈む美しい夕陽が見える長門市仙崎の海岸沿いに「心の色」の歌碑が建てられ、中村雅俊さんのコメントを記した碑も一緒に建っているそうです。
その歌碑と美しい夕陽を一度、見てみたいな。それでは、中村雅俊さんの「心の色」をどうぞ!
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1981年(昭和56年)の出来事
- ビートたけし、さんまらの「オレたちひょうきん族」大ヒット
- 具志堅用高がPフローレスに敗れ、防衛記録が13でストップ
- チャールズ・ウィンザー英皇太子がダイアナ嬢と結婚
- 沖縄県で1世紀ぶりに新種の鳥が発見されヤンバルクイナと命名された
- 京大教授の福井謙一がノーベル化学賞を受賞
1981年(昭和56年)のヒット曲ランキング
- ルビーの指環 (寺尾聰)
- 奥飛騨慕情 (竜鉄也)
- スニーカーぶる~す (近藤真彦)
- ハイスクール・ララバイ (イモ欽トリオ)
- 長い夜 (松山千春)
- 大阪しぐれ (都はるみ)
- 街角トワイライト (シャネルズ)
- 恋人よ (五輪真弓)
- チェリーブラッサム (松田聖子)
- 守ってあげたい (松任谷由実)
- ブルージーンズメモリー (近藤真彦)
- 恋=Do! (田原俊彦)
- 愛はかげろう (雅夢)
- 夏の扉 (松田聖子)
- ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編) (T.C.R.横浜銀蝿R.S.)
- みちのくひとり旅 (山本譲二)
- 帰ってこいよ (松村和子)
- メモリーグラス (堀江淳)
- シャドー・シティ (寺尾聰)
- ヨコハマ・チーク (近藤真彦)