今回ご紹介する1981年(昭和56年)のヒット曲は、サザンオールスターズの「栞のテーマ」です。
「栞のテーマ」は、1981年(昭和56年)9月21日に発売されたサザンオールスターズの13作目のシングルです。作詞・作曲:桑田佳祐さん、編曲:サザンオールスターズとなっています。
サザンオールスターズの「栞のテーマ」は、個人的に大好きな曲で、カラオケでよく歌いましたよ。歌い出しは、「彼女が髪を指で分けただけ、それがシビれるしぐさ、心にいつもアナタだけを映しているの♪」でしたね。
サザンオールスターズの「栞のテーマ」は、1981年(昭和56年)7月21日に発売された4枚目のアルバム「ステレオ太陽族」に収録されている2曲をリカットして発売したシングルでした。オリコンランキングは最高35位、レコード売上5.5万枚と、シングルとしては、そこまでヒットはしなかった模様です。
シングルとしてはイマイチだったのかもしれないけれど、アルバム「ステレオ太陽族」は良かったんだよね。
アルバム「ステレオ太陽族」の収録曲は以下の通りでした。
1.Hello My Love
2.My Foreplay Music
3.素顔で踊らせて
4.夜風のオン・ザ・ビーチ
5.恋の女のストーリー
6.我らパープー仲間
7.ラッパとおじさん(Dear M.Y’s Boogie)
8.Let’s Take a Chance
9.ステレオ太陽族
10.ムクが泣く
11.朝方ムーンライト
12.Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)
13.栞のテーマ
個人的には、「栞のテーマ」よりも前だと、「思い過ごしも恋のうち」とか「C調言葉に御用心」なんかが好きだったんだよね。ちょうどこの「栞のテーマ」の頃はシングルでそこまでヒットしてない時代だったような…
確かに、この「栞のテーマ」の後は、「チャコの海岸物語 」、「匂艶 THE NIGHT CLUB」、「Ya Ya(あの時代を忘れない)」と大ヒットが続きますよね。
さて、「栞のテーマ」に話を戻しますと、タイトルの「栞」というのは、映画「モーニング・ムーンは粗雑に」に登場する范文雀さんが演じる女性の名前なんですよね。そして、この映画の「モーニング・ムーンは粗雑に」というタイトルは、桑田佳祐さんの命名なんだそうです。
ちなみに、映画「モーニング・ムーンは粗雑に」には、斎藤淳之介さん、高樹澪さん、渡瀬恒彦さん、范文雀さんなどが出演していました。
※画像は、ひかりTV様よりお借りしました。
映画「モーニング・ムーンは粗雑に」というには残念ながら知らないな…
でも、「栞のテーマ」が映画の登場人物からつけたものっていうのは初めてしりました。ただ、この曲が好きな女子が多かったような気がするよ。
確かにそうかもしれません。例えば、俳優の貫地谷しほりさんの「しほり」や元SKE48の金子栞さん、ももいろクローバーZの玉井詩織さんの「詩織」、佐藤栞里さんの「栞里」も、この「栞のテーマ」にちなんで名づけられたんだそうですよ。
めちゃくちゃ影響を受けたお母さんかお父さんが多かったんだね。
余談ですが、サザンオールスターズが大好きな藤井フミヤさんは、一番好きな楽曲としてこの「栞のテーマ」を挙げているそうですよ。
個人的には、「Oh! クラウディア」と同じぐらい好きかも?
それでは、サザンオールスターズの「栞のテーマ」をどうぞ!