今回ご紹介する1976年(昭和51年)のヒット曲は、内山田洋とクール・ファイブの「東京砂漠」です。
「東京砂漠」は、1976年(昭和51年)5月10日にリリースされた内山田洋とクール・ファイブの28枚目のシングルです。作詞:吉田旺さん、作曲:内山田洋さん、編曲:森岡賢一郎さんとなっています。
前川清さんの低い声と粘りが癖になる曲だよね~
「あなたのそばで~、あぁ暮らせるならば~♪」
「東京砂漠」ですが、元々先にメロディが出来上がっていたそうです。そこに吉田旺さんが歌詞を付けたものになるのですが、その歌詞は、吉田旺さん自身の経験によるものなんだそうです。
うわ~、何が東京砂漠に繋がるの~
めっちゃ気になるんですけど!
吉田旺さんが、中学時代の同級生で当時マドンナだった女性を偶然、新宿で見かけたそうなんですが、美人で利発だったかつてマドンナの面影は失せてしまっていて、吉田旺さんを避けるような眼差しを向けながら黙って雑踏へ消えていったそうです。吉田旺さんは、彼女の姿にひどく心を痛め、都会での生きづらさ、人を変えてしまう都会の非情さを詞に込めて出来上がったのが、この「東京砂漠」なんだそうですよ。
なるほど、深い思い歌詞の中に隠されていたんだね。
「東京」というと華やかで煌びやかな都会ってイメージだったんだけど、そこで生きる人は全てがそうじゃないものね。
余談になりますが、この「東京砂漠」は1980年代後半から90年代前半にかけて、ダイア建設のCMソングとして頻繁にテレビで放映されていました。覚えていますか?
うわ~!覚えてる!
夜のビルの屋上でバスケに興じるタキシード姿の男たちを映したこのCMですが、ダイア建設の認知度向上に貢献したと言われています。
当時の人でこのCM知らない人はいないんじゃない?
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1976年(昭和51年)出来事
- モントリオール五輪開催
- 学校給食に米飯が導入される
- アントニオ猪木対モハメド・アリの異種格闘技戦
- ロッキード事件
- 「クロネコヤマトの宅急便」がスタート
- 「ほっかほっか亭」の1号店オープン
- 鹿児島で日本初の五つ子誕生