恋はみずいろ(ポール・モーリア) 1968年(昭和43年)

「恋はみずいろ(L’amour est bleu)」は、1967年(昭和42年)に発表されたヨーロッパのポピュラー・ソングで、ピエール・クール (Pierre Cour) 作詞、アンドレ・ポップ (Andre Popp) 作曲となっています。

「恋はみずいろ」って言うとポール・モーリアの印象しかないんだけど、ポール・モーリアが作った曲じゃないんだね?

1967年(昭和42年)の後期に、ポール・モーリアがイージーリスニング調にアレンジし、彼の楽団の演奏でインストゥルメンタル曲として録音したものを、1968年(昭和43年)1月にシングル盤として「Love is Blue (L’amour est bleu)」というタイトルでリリースしました。

そう言えば、「イージーリスニング」って流行ったね~
今は、死語かな?

ちなみに、Wikipediaによると、「イージーリスニング」とは、1950年代から1970年代にかけて最も人気があったポピュラー音楽のジャンルおよびラジオの放送プログラムのことだそうです。公共空間、商業施設等で生活空間の雰囲気づくりのためのBGMとして使用されることも多く、ムードミュージック、現代クラシックとも称されています。

なるほどね~ ショッピングモールなんかで流れているアレだね。

「恋はみずいろ」は、アメリカ合衆国でBillboard Hot 100の1位を記録、また、ビルボードの1968年(昭和43年)年間チャートでも2位を獲得しています。

アメリカでも大ヒットしたんだね!ちょっと意外でした。

日本国内でも「恋はみずいろ」は、アルバム「パリのあやつり人形/ポール・モーリア・ヨーロッパ・トップ・ヒッツ」より1967年(昭和42年)10月1日にシングルカットされ、約12万枚のセールスを記録し、オリコンチャート最高18位を獲得しています。

個人的には、学校の掃除の時間に流れていたようなイメージなんだよね。

「恋はみずいろ」は、数多くのアーティストによってカバーされ、1960~1970年代に突出した頻度で各メディアで流れた曲であり、また現在でもイージーリスニング音楽やBGMの定番のひとつとし、世界中の多くの人々に親しまれている曲です。

1968年(昭和43年)のヒット曲「恋はみずいろ」ポール・モーリア

1968年(昭和43年)ヒット曲

順位曲 名歌手名
1位天使の誘惑黛ジュン
2位三百六十五歩のマーチ水前寺清子
3位花の首飾りタイガース
4位伊勢佐木町ブルース青江三奈
5位エメラルドの伝説ザ・テンプターズ
6位ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ
7位愛の奇跡ヒデとロザンナ
8位好きになった人都はるみ
9位グッド・ナイト・ベイビーキング・トーンズ
10位受験生ブルース高石友也