「移民の歌(Immigrant Song)」 は、1970年(昭和45年)に発売された、イギリスのロックグループ、レッド・ツェッペリンの第3作アルバム「レッド・ツェッペリン III」のA面トップを飾る曲です。作詞・作曲はジミー・ペイジとロバート・プラントとなっています。
「ああああーあー!」あんな声出んよ~
アルバムは、アメリカでは予約だけで70万枚に達したそうです。また、アメリカビルボードで4週連続首位を獲得、イギリスでも3週連続首位を獲得しています。
アルバムの予約で70万枚って凄いよね。
ちなみに、「移民の歌」 は、アメリカや日本などではシングルカットされ、全米16位を記録するなどヒットしています。
ふむふむ…
ほぼ同時期に発表されたドイツのハードロックバンド、ルシファーズ・フレンドの楽曲「Ride The Sky」が「移民の歌」に似ているとして、ルシファーズ・フレンドが盗用したのではないかと疑惑もあがっていました。
ルシファーズ・フレンドって、渋いネーミングだよね。
堕天使の友だちってところかな?
まぁ、それは知りませんが、彼らは「Ride The Sky」をレッド・ツェッペリンが「移民の歌」をリリースする前からライブで演奏していたそうです。
酷似しているという曲がこちら→Lucifer’s Friend – Ride The Sky (1971)
つまりパクリではなかったってことだね。
この「移民の歌」ですが、レッド・ツェッペリンの曲の中でも、めっちゃ人気の高いナンバーの一つで、テレビ番組などでしばしば使用されています。
普通の人は、ロバート・プラントの「ああああーあー!」を真似できませんよ。
ライブでも「ハートブレイカー」とともに、コンサートのオープニングを飾る強力なメドレーとして演奏されていたのですが、ロバート・プラントが喉を痛めてからは、レパートリーから外されています。
あんな高音出してたら、そりゃ喉痛めるわ~
でも、ロバート・プラントのあの美しい高音ボイスを聞けなくなって残念だったな…
ちなみに、プロレスラーのブルーザー・ブロディが「移民の歌」を入場のテーマとして使用していました。
ブロディめっちゃ好きやった!
キングコング・ニードロップ炸裂してたよね。
キングコング・ニードロップを普通の人が受けたら即死ですよ。
で、上の写真は、ブルーザー・ブロディと若き日の長州力さんのようですね。
こんだけやられても長州力さんは、「キレてないですよ」って言ったのなか?
1970年(昭和45年)出来事
- 日本万国博覧会(大阪万博)開幕
- よど号ハイジャック事件発生
- ザ・ビートルズ解散
- ボーリング・ブーム
- 日本初の歩行者天国が銀座、新宿、池袋、浅草で実施
1970年(昭和45年)流行ファッション・髪型
- レイヤードファッション
- ペザントルック人気
- サファリルック流行
- デザイナーブランド
1970年(昭和45年)新商品・ヒット商品
- 保温ジャー(象印マホービン)
- マンダム(丹頂)
- メリット(花王)
- セリカ(トヨタ自動車工業)
- 缶コーヒー(上島珈琲)
- カプリチョコレート(グリコ)
- アルファベットチョコレート(名糖)
- いちごみるく(サクマ製菓)
1970年(昭和45年)流行語
- ウーマン・リブ
- しらける
- 鼻血ブー
1970年(昭和45年)ベストセラー
- 冠婚葬祭入門(塩月弥栄子)
- 誰のために愛するか(曽野綾子)
- 銭の花(花登筐)
1970年(昭和45年)ヒット曲
- ドリフのズンドコ節(ザ・ドリフターズ)
- 圭子の夢は夜ひらく(藤圭子)
- 今日でお別れ(菅原洋一)
- 手紙(由紀さおり)
- 京都の恋(渚ゆう子)
- 明日に架ける橋(サイモン&ガーファンクル)
- 遥かなる影(カーペンターズ)
- 雨にぬれても(B.Jトーマス)
1970年(昭和45年)映画
- 戦争と人間 第一部 運命の序曲
- 激動の昭和史 軍閥
- 続・猿の惑星
- サウンド・オブ・ミュージック
- 女王陛下の007
- ひまわり
- チップス先生さようなら
- シェーン
1970年(昭和45年)アニメ
- いなかっぺ大将
- みなしごハッチ
- あしたのジョー
- キックの鬼
1970年(昭和45年)のヒット曲ランキング
- 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ
- ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ
- 圭子の夢は夜ひらく 藤圭子
- 女のブルース 藤圭子
- 逢わずに愛して 内山田洋とクールファイブ
- 手紙 由紀さおり
- 愛は傷つきやすく ヒデとロザンナ
- 今日でお別れ 菅原洋一
- ヴィーナス ザ・ショッキング・ブルー
- 京都の恋 渚 ゆう子