今回ご紹介する1981年(昭和56年)のヒット曲は、浜田省吾さんの「悲しみは雪のように」です。
「悲しみは雪のように」は、1981年(昭和56年)11月21日に発売された浜田省吾さんの14枚目のシングルです。作詞・作曲とも浜田省吾さんとなっています。
浜田省吾さんの「悲しみは雪のように」は好きな曲のひとつですね。歌い出しは、「君の肩に悲しみが、雪のように積もる夜には♪」でした。
浜田省吾さんの「悲しみは雪のように」ですが、1981年(昭和56年)9月21日発売のアルバム「愛の世代の前に」に収録されていましたが、同年11月21日にシングルカットされました。しかし、この当時はほとんどヒットしなかったんですね。
個人的には、シングルカットされたのも知らなかったよ。この曲だけど、確か、浜田省吾さんのお母さんが倒れられた時の体験をもとに作られたんだよね?
そのようです。浜田省吾さんのお母さんが脳閉塞で倒れて意識不明の重体になった際に、悲しみや絶望の中でふと人に対して優しい気持ちになれた、という実話が元になっているそうです。幸い、数日後にお母様は一命を取り留めたそうです。
その感情、何となく分かる気もする…
浜田省吾さんの「悲しみは雪のように」を語る上で外せないのは、ドラマ「愛と言う名のもとに」ですね。
そうだよね。ドラマ主題歌として知っている人の方が多いと思うよ。
ドラマ「愛という名のもとに」は、1992年(平成4年)1月9日より3月26日まで放送されていました。鈴木保奈美さん、唐沢寿明さん、江口洋介さんらが出演されていました。
※画像は、FOD様からお借りしました。

有名なドラマだけど、正直、ほとんど見た記憶がないんだよね。でも、中野英雄さんが「チョロ」って呼ばれていたのは憶えているよ。
1991年(平成3年)に「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」と立て続けに大ヒットドラマを連発したプロデューサーの大多亮さんが、「次は好きなものを作ろう」ということで、「青春と友情」をテーマに、浜田省吾さん楽曲を織り交ぜてできたドラマが「愛という名のもとに」なんだそうです。
最初から浜田省吾さんの曲を使う前提でドラマを作ったんだね。
プロデューサーの大多亮さんは、浜田省吾さんの協力が得られないようなら、このドラマは没にする意気込みで交渉したらしいよ。
浜田省吾さんは、ほとんどメディアにも登場しなかったし、結構、大変だったろうね。「悲しみは雪のように」が主題歌だったのは知っているけど、他の曲も使われてるの?
ドラマでは、「ラストショー」、「J.BOY」、「もうひとつの土曜日」などが使われたそうですよ、また、サブタイトルに「青春の絆」、「涙あふれて」「君が人生の時」「いつわりの日々」といった浜田省吾さんの楽曲のタイトルが使われています。
いや~、これぞ「浜田省吾祭」ですね。今度、FODで見てみようかな?
ちなにみ、ドラマの平均視聴率は24.5%、最終回には最高視聴率32.6%を記録しています。
今では考えられないくらい、化け物ドラマだね。
では、浜田省吾さんの「悲しみは雪のように」をどうぞ!