今回ご紹介する1982年(昭和57年)のヒット曲は、郷ひろみさんの「哀愁のカサブランカ」です。
「哀愁のカサブランカ」は、1982年(昭和57年)7月17日に発売された郷ひろみさんの43作目のシングルです。作詞・作曲:B. Higgins、S. Limbo、J. Healy、日本語詞:山川啓介さん、編曲:若草恵さんとなっています。
郷ひろみさんの「哀愁のカサブランカ」は、めちゃくちゃ流行りましたね。この曲を聞くと友達がいつもカラオケで歌っていたのを思い出します。歌い出しは、「抱きしめるといつも君は、洗った髪の香りがした♪」でした。そう言えば、オリジナルは外国の曲だよね。
オリジナルは、アメリカのシンガーソングライターであるバーティ・ヒギンズの「Casablanca(カサブランカ)」ですね。
そうそう、これこれ!英語版も郷ひろみさんのも両方ヒットしたんだよね。
そうですね。郷ひろみさんの「哀愁のカサブランカ」は、オリコンランキングでは最高2位を獲得、レコード売上も50万枚を超える大ヒットとなりました。また、バーティ・ヒギンズの「Casablanca」もオリコン洋楽チャートでは1位を獲得するなど、どちらも大ヒットでしたね。
オリジナルと日本語カバーの両方がヒットするって結構、珍しいような気がするよ。
でも、なんで郷ひろみさんがカバーしたのかな?西城秀樹さんの「YOUNG MAN」は、ご自身が(歌いたいと)直談判したような感じだったけど、今回もそんな感じなのかな?
そこは少し違うようで、バーティ・ヒギンズの「Casablanca」のラフ・テスト盤を聴いたラジオパーソナリティが日本でのヒットを確信、自身が担当していた番組で日本語歌詞と適任のアーティストを募集したのがきっかけなんだそうです。
へ~、役得とは言え、そんなことができるんだね!びっくり!
その結果1,000通を超える応募があり、スタッフによる協議の結果、アーティストは郷ひろみさんが選ばれたんだそうです。
ある意味、郷ひろみさんは選ばれてラッキーだったんだね。
日本語カバーとして「哀愁のカサブランカ」を放送したところ、直後から大きな反響があったそうですよ。
うんうん。オリジナルが良い曲だし、郷ひろみさんのカバーもハマったって感じだよね。
それでは、郷ひろみさんの「哀愁のカサブランカ」をどうぞ!