今回ご紹介する1982年(昭和57年)のヒット曲は、サザンオールスターズの「チャコの海岸物語」です。
「チャコの海岸物語」は、1982年(昭和57年)1月21日に発売されたサザンオールスターズの14作目のシングルです。作詞・作曲:桑田佳祐さん、編曲:サザンオールスターズ、弦管編曲:八木正生さんとなっています。
「チャコの海岸物語」も流行りましたね。歌い出しは「海岸で若い二人が恋をする物語、目を閉じて胸を開いてハダカで踊るジルバ♪」でした。カラオケでも良く歌った記憶がある名曲ですね。
サザンオールスターズの「チャコの海岸物語」ですが、前作「栞のテーマ」から4か月ぶりの発売された作品で、オリコンランキングでは最高2位、レコード売上58.4万枚を超す大ヒットとなりました。
サザンオールスターズとしては、1979年(昭和54年)の「いとしのエリー」以来のヒットとなりました。
確かに「チャコの海岸物語」も良い曲なんだけど、サザンオールスターズの初期だと、シングルなら「思い過ごしも恋のうち」とか「C調言葉に御用心」が好きなんだよね。ましてや「栞のテーマ」は、個人的には「チャコの海岸物語」の上位互換とも言える名曲だと思っております。
あなたの好みはどうでも良いですが、「チャコの海岸物語」の「チャコ」とは、女性のことではなくて当時ビクター音楽産業にディレクターとして在籍していた飯田久彦さんのことなんだそうです。また、同じく歌詞に登場する「ミーコ」は「人形の家」で有名な弘田三枝子さん、「ピーナッツ」はザ・ピーナッツから取られているんだそうです。
意外とふざけてるよねw そこが桑田佳祐さんらしいところだよね。
ふざけていると言えば、1982年(昭和57年)の「第33回NHK紅白歌合戦」にこの「チャコの海岸物語」で出場した際に、桑田佳祐さん三波春夫さんを真似て登場し物議を醸したという出来事もありました。
※画像は、三波春夫オフィシャルサイト様からお借りしました。

そんなことあったよね。確か、三波春夫さんが大人の対応をしたんで何事もなかったんだよね。
当時、三波春夫さんは60歳近くですし、桑田佳祐さんというと20代でしたからね。子供のおふざけを三波春夫さんが上手く受け流したって感じなんですかね。それが分かっていて桑田佳祐さんはやったんだと思いますが…。
まぁ、きっとそうなんだろうね。しかし、さすがはどちらも国民的スターだよね。
それでは、サザンオールスターズの「チャコの海岸物語」をどうぞ!