待つわ(あみん) 1982年(昭和57年)

今回ご紹介する1982年(昭和57年)のヒット曲は、あみんの「待つわ」です。
「待つわ」は、1982年(昭和57年)7月21日に発売されたあみんのデビューシングルです。作詞・作曲:岡村孝子さん、編曲:萩田光雄さん、Ebako Jr.となっています。

あみんの「待つわ」は、めちゃくちゃ流行りましたよね。カラオケで女の子がデュエットするのが多かった印象です。歌い出しは「かわいいふりしてあの子、わりとやるもんだねと♪」でしたね。

あみんの「待つわ」ですが、オリコンランキングでは1位を獲得、デビューシングルながらもレコード売上は120万枚を超える大ヒットとなりました。
また、1982年(昭和57年)の「第33回NHK紅白歌合戦」にも初出場しています。

7月にデビューして、12月の紅白に出場するなんて凄いね。それだけ、売れたってことなんだろうけど…。
ところで、デュオ名のあみんっていったい何のことなのかな?

あみんの由来ですが、さだまさしさんの「パンプキン・パイとシナモン・ティー」という曲の中に登場するコーヒーベーカリー「安眠」からということのようです。
ここでは、「安眠」は、「あんみん」じゃなくて「あみん」と読むんだそうです。

へ~、そうなんだね。お二人ともさだまさしさんのファンなんだろうね。
ところであみんのお二人はどんな人?

あみんは、岡村孝子さん(1962年生まれ、愛知県岡崎市出身)と、加藤晴子さん(1963年生まれ、愛知県豊川市出身)のデュオです。
デビュー当時は、お二人とも愛知県の椙山女学園大学に通う現役の女子大生でした。

デビュー当時は、まだ学生さんだったんだね。世代的に同世代だもんね。そう言えば、急に「待つわ」って流行ったイメージなんだけど、何かきっかけがあったの?

あみんですが、1982年(昭和57年)5月16日に開催された「第23回ヤマハポピュラーソングコンテスト」に「待つわ」で出場、見事グランプリを獲得しています。これがきっかけでデビューとなりました。

なるほど、ポプコン出身なんだね。知らなかった!

あみんですが、「待つわ」が大ヒットしたものの、メンバーの加藤晴子さんは、学業に専念したいとの思いがあったこともあり、1983年(昭和58年)には活動を休止しています。

1982年(昭和57年)にデビューして、大ヒットして翌年には活動休止してたんだね。だから「待つわ」以外の曲を知らないのか…

その後、メンバーの岡村孝子さんは大学を中退し、シンガーソングライターとして活躍しています。一方、加藤晴子さんは歌手活動を引退し大学卒業後は、テレビ局に入社、現在は、結婚されてご家庭を築いているそうですよ。

それでは、あみんの「待つわ」をどうぞ!

1982年(昭和57年)のヒット曲「待つわ」あみん

1982年(昭和57年)ヒット曲

順位曲名歌手名売上枚数
1位待つわあみん101.8万
2位セーラー服と機関銃薬師丸ひろ子83.5万
3位聖母たちのララバイ岩崎宏美78.5万
4位心の色中村雅俊69.7万
5位北酒場細川たかし64.8万
6位悪女中島みゆき62.4万
7位ハイティーン・ブギ近藤真彦60.7万
8位チャコの海岸物語サザンオールスターズ55.7万
9位情熱・熱風・せれなーで近藤真彦55.6万
10位ふられてBANZAI近藤真彦53.0万