みちのくひとり旅 (山本譲二) 1980年(昭和55年)

今回ご紹介する1980年(昭和55年)のヒット曲は、山本譲二さんの「みちのくひとり旅」です。
「みちのくひとり旅」は、1980年(昭和55年)8月5日に発売された山本譲二さんのシングルで、作詞:市場馨さん、作曲:三島大輔さんとなっています。

山本譲二さんの「みちのくひとり旅」といったら歌い出しは、「ここでいっしょに死ねたらいいと、すがる涙のいじらしさ♪」だよね。正直、山本譲二さんの曲はこれしか知らないのであります。

山本譲二さんの「みちのくひとり旅」は、山本譲二さんにとっても最大のヒット曲でもありますよね。オリコンランキングでは最高4位を獲得、レコード売上89.3万枚の大ヒットとなりました。

確か、北島三郎さんのお弟子さんだったよね。

そうですね。この「みちのくひとり旅」も、北島三郎さんの紹介で出会った楽曲なんだそうですよ。山本譲二さんは、作曲を担当した三島大輔さんに土下座をしてまでこの曲を歌わせて欲しいと懇願したんだそうです。

この「みちのくひとり旅」をめちゃくちゃ気に入ったんだね。

ただ、ヒットまでの道のりは長く、発売から9か月経った1981年(昭和56年)5月4日付のオリコンチャートにて96位に初登場するという感じだったそうです。

自分が惚れ込んだ曲をずっと歌い続けていても、なかなか芽が出ない時って辛いだろうね。当時は、今みたいにYouTubeやTiktokとかで配信なんてなかったから、ほんと曲に触れる機会が今よりもず~っと少なかったからね。

発売から1年以上経ったものの、この「みちのくひとり旅」の大ヒットで、山本譲二さんは、1981年(昭和56年)の「第32回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしています。余談ですが、ザ・ベストテンで「5週連続第6位」という珍記録も達成しているそうです。なかなかレアなケースですよね。

テレビで見る山本譲二さって意外と面白い人なんだよね。

山本譲二さんは、1950年生まれ、山口県下関市の出身です。早鞆高校3年時に第49回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)に出場している話は有名ですよね。

それでは、山本譲二さんの「みちのくひとり旅」をどうぞ!

1980年(昭和55年)の「みちのくひとり旅」山本譲二

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1980年(昭和55年)

  • ジョン・レノンが射殺される
  • 第22回モスクワ五輪開催(日本はアフガン事件抗議のため不参加)
  • 王貞治選手が現役を引退(通算868本塁打)
  • 山口百恵さんが三浦友和さんとの婚約を発表・引退
  • ポール・マッカートニーが来日するも大麻所持により成田で逮捕され日本公演中止に
  • 竹の子族が出現

1980年(昭和55年)のヒット曲ランキング

  1. ダンシング・オールナイト( もんた&ブラザーズ)
  2. 異邦人 (久保田早紀)
  3. 大都会 (クリスタルキング)
  4. ランナウェイ (シャネルズ)
  5. 順子 (長渕剛)
  6. 贈る言葉( 海援隊)
  7. おまえとふたり (五木ひろし)
  8. 別れても好きな人 (ロス・インディオス&シルヴィア)
  9. さよなら (オフコース)
  10. 哀愁でいと (田原俊彦)
  11. Sachiko (ばんばひろふみ)
  12. 昴-すばる- (谷村新司)
  13. とまり木 (小林幸子)
  14. 風は秋色/Eighteen (松田聖子)
  15. 青い珊瑚礁 (松田聖子)
  16. 蜃気楼 (クリスタルキング)
  17. おやじの海 (村木賢吉)
  18. 防人の詩 (さだまさし)
  19. パープルタウン (八神純子)
  20. 終止符 (アリス)